(※写真はイメージです/PIXTA)

一度ズキズキと痛み出すとなかなか治まらない……長年、慢性的な片頭痛に悩んでいる人も少なくありません。片頭痛の原因はさまざまありますが、普段口にする「食べ物」も片頭痛を引き起こす一因だと、高座渋谷つばさクリニック院長の武井智昭先生はいいます。片頭痛の原因となる食べ物とともに、予防できる食べ物についてもあわせてみていきましょう。

片頭痛の予防には「マグネシウム・ビタミンB2」

一方、片頭痛発作を予防する食品もあります。片頭痛発作や、片頭痛の前兆となる視覚症状の「閃輝暗点(せんきあんてん)」を予防するには、マグネシウム・ビタミンB2の摂取が効果的です。片頭痛患者の3割程度にマグネシウム不足が指摘されています。

 

マグネシウムは、ほうれん草、ケール、スイスチャード、キノコ、みそ汁、納豆などに多く含まれており、血管の収縮を抑える効果が示唆されています。ビタミンB2は肉・魚・鰻などに多く含まれます。

 

マグネシウムとビタミンB2を効率よく、同時に摂取するには、和食がおすすめです。

 

生活の急変で悪化することも…自分に合った予防法を

片頭痛の誘因となる要素は、個人差があります。このため、まずは自分がどういう原因で頭痛になりやすいかを把握する事が重要です。

 

その一方で、頭痛発作予防のために生活スタイルを急に変えると、その精神的なストレスで悪化することもあります。自分に合った予防法を見つけ、処方薬と併せて無理なく生活に予防方法を取り入れていくのがよいでしょう。

 

 

武井 智昭

高座渋谷つばさクリニック

院長
 

2025年2月8日(土)開催!1日限りのリアルイベント
「THE GOLD ONLINE フェス 2025 @東京国際フォーラム」
来場登録受付中>>

 

【関連記事】

■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】

 

■月22万円もらえるはずが…65歳・元会社員夫婦「年金ルール」知らず、想定外の年金減額「何かの間違いでは?」

 

■「もはや無法地帯」2億円・港区の超高級タワマンで起きている異変…世帯年収2000万円の男性が〈豊洲タワマンからの転居〉を大後悔するワケ

 

■「NISAで1,300万円消えた…。」銀行員のアドバイスで、退職金運用を始めた“年金25万円の60代夫婦”…年金に上乗せでゆとりの老後のはずが、一転、破産危機【FPが解説】

 

■「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】