(※写真はイメージです/PIXTA)

一度ズキズキと痛み出すとなかなか治まらない……長年、慢性的な片頭痛に悩んでいる人も少なくありません。片頭痛の原因はさまざまありますが、普段口にする「食べ物」も片頭痛を引き起こす一因だと、高座渋谷つばさクリニック院長の武井智昭先生はいいます。片頭痛の原因となる食べ物とともに、予防できる食べ物についてもあわせてみていきましょう。

片頭痛の予防には「マグネシウム・ビタミンB2」

一方、片頭痛発作を予防する食品もあります。片頭痛発作や、片頭痛の前兆となる視覚症状の「閃輝暗点(せんきあんてん)」を予防するには、マグネシウム・ビタミンB2の摂取が効果的です。片頭痛患者の3割程度にマグネシウム不足が指摘されています。

 

マグネシウムは、ほうれん草、ケール、スイスチャード、キノコ、みそ汁、納豆などに多く含まれており、血管の収縮を抑える効果が示唆されています。ビタミンB2は肉・魚・鰻などに多く含まれます。

 

マグネシウムとビタミンB2を効率よく、同時に摂取するには、和食がおすすめです。

 

生活の急変で悪化することも…自分に合った予防法を

片頭痛の誘因となる要素は、個人差があります。このため、まずは自分がどういう原因で頭痛になりやすいかを把握する事が重要です。

 

その一方で、頭痛発作予防のために生活スタイルを急に変えると、その精神的なストレスで悪化することもあります。自分に合った予防法を見つけ、処方薬と併せて無理なく生活に予防方法を取り入れていくのがよいでしょう。

 

 

武井 智昭

高座渋谷つばさクリニック

院長
 

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