アメリカやカナダのほかにも…投資でビザを取得できる国、いろいろ
お金で解決して海外での生活を手に入れる……それであれば、ほかにも候補はあります。
たとえば、米国やカナダと同様に英語圏のオーストラリア。一般投資家ビザは、一定の職歴・学歴・英語力・投資やビジネスキャリアを有している必要があり、永住権を申請する場合は、ビザ取得後、豪州に4年間で合計2年以上居住する必要があります。ただ250万豪ドル、2億円以上の移転可能な資産があることが条件だったりするので、小室圭さん・眞子さんには、少々非現実的でしょうか。
英語圏であれば、フィリピンという手もあります。様々なビザ・プログラムがあるフィリピンですが、各国に対して年間50人分に発給される「クオータービザ」。これは供託預金として5万米ドル、600万円程度が必要となるもので、不動産を購入もしくは賃貸し、住所の確保が必要となるものです。ただビザ取得が完了すれば供託預金は自由に使うことができ、就労も可能です。ネックといえば、年間50人分、といった制限でしょうか。もしこれでビザ取得となったら、「また特別扱い!」といった批判は免れません。
そこで注目がフィリピンの開発事業に投資することでビザが取得できる「APRV(APECO特別永住権プログラムビザ)」。事業開発援助費2万米ドルと、別途登録手数料の合わせて400万~500万円程度で永住権が取得できます。「クオータービザ」のようにお金は戻ってきませんが、他国よりもだいぶリーズナブルに海外生活が手に入るといえるでしょう。
ただ小室圭さん・眞子さんがフィリピンで新婚生活続行……あまりイメージできるものではないでしょう。
永住権ではなく、長期滞在ビザも視野に入れるなら、「ドバイ」という選択肢も。ドバイには大きく不動産ビザと法人設立ビザの2種類があり、前者であれば、規定額以上の居住用物件に投資することで、3年、または5年のビザを申請できます。就労することはできず、5年間の居住ビザで7,000万円程度必要となりますが、華やかな海外生活に憧れがあるであろうふたりには、世界の富裕層が集まるドバイでの新婚生活はピッタリかもしれません。
各国のビザ事情をみてきましたが、本気で日本以外を望むなら「ふたりの力=お金の力」で何とか解決はできそうです。超法規的な特別待遇で批判の的になることが多い小室圭さん・眞子さんですから、いっそのこと、ふたりの力で解決すれば、すべて丸くおさまるかもしれません。