現代人を悩ます「腰椎椎間板ヘルニア」…術後3日で退院できる驚愕の最新治療【専門医が解説】

Sponsored
株式会社オンラインドクター.com
現代人を悩ます「腰椎椎間板ヘルニア」…術後3日で退院できる驚愕の最新治療【専門医が解説】
(※写真はイメージです/PIXTA)

長時間のデスクワークや立ち仕事などで発症する腰の痛み。「ヘルニアかもしれない」と思いながら、なんとなく様子をみている人も多いのではないでしょうか。今回は、森山記念病院脊椎脊髄外科の田中聡先生が「腰椎椎間板ヘルニア」の原因と最新の治療法について解説します。

最先端の「全内視鏡下脊椎手術(FESS/PED)」

従来の内視鏡下手術では、傷の大きさが18~20mm、入院期間が約7日間だったのに対し、「FESS(全内視鏡下脊椎手術。Full-Endoscopic Spinal Surgery)」では最も低侵襲(傷の大きさ、出血量、手術時間、筋肉に対するダメージ、骨を削る範囲など、手術等の治療を行ううえで身体へのダメージとなる要因が少ない)で傷は約8mm、2~3日で退院可能です。

 

[図表1]経皮的椎間板摘出術システム(PED/Wolf社)
[図表1]経皮的椎間板摘出術システム(PED/Wolf社)

 

[図表2]手術の様子
[図表2]手術の様子

 

[図表3]手術で使用する器具
[図表3]手術で使用する器具

 

FESSのメリット


・傷が小さく、筋肉も切らないために術後の痛みが少ない
・手術翌朝には歩行可能となるため、短期 (2~3日)の入院で治療できる
・早期退院・早期社会復帰が可能である
・感染が少ない

 

この手術は、従来の脊椎内視鏡手術(MED法)や通常の脊椎手術と比較して傷も小さく、痛みが少ないため、体への負担も最小です。このため入院期間が短く、早期退院・早期社会復帰が可能です。

 

右殿部痛、下肢痛みとしびれがあり他院で内服治療をおこなっていた60代男性Aさんは、内服治療で痛みが治らないため当科を受診し腰椎MRIで右L4/5腰椎椎間板ヘルニアの診断となりましたが、FESSをおこない術後痛みがとれ、3日目で退院となっております。

 

内服やリハビリ治療でも症状が改善しない椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄をお持ちでお困りの方、より専門的な内視鏡下脊椎手術をご検討・ご希望される方は、一度、お近くの専門機関にご相談されることをおすすめします。

 

 

田中 聡

森山記念病院

脊椎脊髄外科

 

【関連記事】

■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】

 

■月22万円もらえるはずが…65歳・元会社員夫婦「年金ルール」知らず、想定外の年金減額「何かの間違いでは?」

 

■「もはや無法地帯」2億円・港区の超高級タワマンで起きている異変…世帯年収2000万円の男性が〈豊洲タワマンからの転居〉を大後悔するワケ

 

■「NISAで1,300万円消えた…。」銀行員のアドバイスで、退職金運用を始めた“年金25万円の60代夫婦”…年金に上乗せでゆとりの老後のはずが、一転、破産危機【FPが解説】

 

■「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】

 

※本記事は、オンライン診療対応クリニック/病院の検索サイト『イシャチョク』掲載の記事を転載したものです。