シニア世代の「デリケートゾーンケア」が増えているワケ【医師が解説】

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シニア世代の「デリケートゾーンケア」が増えているワケ【医師が解説】
(※写真はイメージです/PIXTA)

将来の介護を見据え、保清のしやすさからデリケートゾーンケアをする高齢者が増えていると、銀座マイアミ美容外科の幸地茉莉子先生はいいます。「終活」をテーマとした美容医療の現状について、みていきましょう。

成人式のお祝いにも…「医療脱毛」が普及したワケ

現在、成人のお祝いに全身脱毛をプレゼントされるといったエピソードからもわかるように、全身のムダ毛ケアをすることはかなり大衆化しました。

 

その理由として、2000年代の日本のエステティック業界で医療用レーザー脱毛とは異なる出力の弱い、いわゆる光脱毛が開発されたことがあげられます。

 

これにより脱毛市場が拡大、光脱毛が普及し脱毛の価格が一気に安価になりました。それに呼応して医療用脱毛も手の届く価格設定になったのです。

 

1990年後半から医療用レーザー脱毛器はあるにはあったのですが、脱毛自体の価格が高かったため、いまの40代・50代以上の年代の方にとっては敷居が高いイメージがあったでしょう。

高齢者の「VIO脱毛」が増えている

話は戻りますが、脱毛が大衆化した現在では女性だと脇や脛、男性だと髭というように頻回に剃毛する箇所だけではなく、文字どおり全身脱毛が主流であり、VIOの脱毛をするのも当たり前の時代になりました。

 

VIOって一体なに? という方のために解説すると、Vライン、Iライン、Oラインを合わせたデリケートゾーンを指す言葉です。Vラインとは恥骨の前面、恥丘と呼ばれる辺りを指し、Iラインは大陰唇、Oラインは肛門周囲の部分です。

 

終活として、還暦前後の方でもこのVIO脱毛をされる方が増えてきています。「終活として」というのは介護される側になった場合の保清のしやすさにあります。

 

体が不自由になり介護が必要になった場合、介護度の進行とともに多くの方がオムツのお世話になります。直接的な表現になってしまいますが、たとえば陰毛がある状態だと介護者がオムツを取り替える際、綺麗に拭き取ったつもりでも便が陰毛に残ってしまい、匂いの原因になることがあります。

 

要介護の状態だと、毎日お風呂に入るということが難しくなり、2〜3日に1回ということはよくあります。そうすると陰部が不衛生な状態になり、皮膚トラブル、尿道炎にもつながります。VIO脱毛をすることで、介護される側もする側も気持ちよく過ごせるようになります。

 

また、VIO脱毛される時期としては早めをおすすめしています。女性ならば月経の際のムレやそれによる皮膚トラブル、または繰り返す尿道炎など経験があると思います。

 

VIO、特にIライン、Oラインを脱毛することで保清をしやすくなり、そういったトラブルが解消されます。40代・50代から終活を見据えつつ、日々を過ごしやすくするためにVIO脱毛を取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

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※本記事は、オンライン診療対応クリニック/病院の検索サイト『イシャチョク』掲載の記事を転載したものです。