ストレスや食生活は無関係…「20代で薄毛の人」と「60歳でもフサフサの人」の差【専門医が解説】

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ストレスや食生活は無関係…「20代で薄毛の人」と「60歳でもフサフサの人」の差【専門医が解説】
(※写真はイメージです/PIXTA)

20歳前後のうちから薄毛に悩む人もいれば、50歳、60歳でもフサフサの人もいます。この違いは一体なにが原因なのでしょうか。東京メモリアルクリニック院長の栁澤正之氏が解説します。

薄毛になりやすい人…DHT感受性が高い

AGA(男性型脱毛症)のなりやすい人、なりにくい人の差は「DHT感受性の差」によるものです。まず、男性ホルモンは身体の細胞内でDHTという別のホルモンに変換され、このDHTがAGAの直接原因になります。

 

「DHT感受性」とは、DHTがどれだけ身体に作用するか(もしくは、しないか)ということです。

 

DHT感受性が高い、という人はDHTに反応しやすい、つまりAGA(薄毛)になりやすい人ということです。感受性の強弱の差でも若いころから急激に薄毛になるか、40‐50歳からゆっくり薄毛になるかの違いになって現れます。

 

一方、DHT感受性が低ければAGA(薄毛)になりづらく、もしくはDHT感受性がまったくなければAGA(薄毛)にならないというわけです。

 

「DHT感受性の差」は個人それぞれの個性、体質としかいいようがありません。

 

AGA(薄毛)になってしまう体質の人でも、いまはちゃんとよくなる治療法がありますので、できれば早めの治療をおすすめします。

「男性ホルモンが多いと薄毛になりやすい」はデマ

よく男性ホルモンが多いとAGA(薄毛)になりやすい、と勘違いをしている人がいます。男性ホルモンにしても、直接原因のDHTにしても、量が多いからAGA(薄毛)になるというわけではありません。

 

男性ホルモン、DHTともにすべての男性が(女性も少量ですが)身体に持っています。普通に生活しているだけで、自然に作られる男性ホルモン、DHTの量だけで薄毛になる体質の人は薄毛になってしまうのです。

 

男性ホルモンとDHTは運動したり興奮したりすると増えることはよく知られていますが、実はその増減量は微量でしかなく、AGA(薄毛)を左右するものではありません。

 

どんなに活動的に生活していたり、いっそ男性ホルモンを補充したりしても、DHT感受性が低くAGAにならない体質の人は薄毛にならず、いくつになってもフサフサのままです。

 

逆に、AGAになる体質の人は、どんなに禁欲的に安静な生活を送っていても生きているだけで作られる男性ホルモンとDHTだけで、しっかりと薄毛が進行してしまいます。すべてはDHT感受性次第、つまりは個人の体質によるものなのです。

 

ちなみに勘違いされている人も多いですが、ストレス、食生活、睡眠不足などもAGAには影響しません。

 

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※本記事は、オンライン診療対応クリニック/病院の検索サイト『イシャチョク』掲載の記事を転載したものです。