提供方法が違うだけでも全く違った需要がある
②提供方法をずらす
2つ目は、「提供方法」をずらして出品商品を増やすこと。
具体的にいえば、同じ知識やスキルでも、別の提供方法に変えて販売してみるということです。
「提供方法」には4つあるというお話はすでにしました。
●代行業(やる)
●相談業(聞く)
●先生業(教える)
●共有業(マニュアルにして渡す)
提供方法を変えてみることで、同じような悩みでも「少し違ったニーズを求めている人」にあなたの商品が届くきっかけになることがあります。
例えば、以前私自身がとあるジャンルで出品した「相談サービス」で「細かいニーズの違いがあるんだな」ということを実感したエピソードがあります。
当時、私は「通話相談形式」のサービスを出品しているライバルが多い中で、あえて「チャット相談形式」で出品してみました。
すると、出品後放置していたにもかかわらず、約1週間ほどであっさりとサービスが売れたのです。
「なぜ私のサービスを購入してくださったのですか?」と聞くと、「仕事をしていてまとまった時間が取れないので空き時間にこまめにやりとりをしたかったことと、自分の相談内容やいただいたアドバイスが文字で残るので、相談後にもずっと見直せると思い、通話ではなくチャット相談を選びました」といわれたのです。
このように、あなたが持っているベースの「知識・スキル」は同じでも、「提供方法」を変えてみるだけで、実に様々なニーズに役立つ可能性が上がってしまうのです。
ぜひ、すでに出品した商品の「提供方法」を変えて、商品を増やせないか考えてみましょう!
③ターゲットをずらす
最後は、「ターゲット」をずらして出品商品を増やすこと。
考え方としては「②提供方法をずらす」と同様ですが、こちらは、あなたの持つ知識・スキルを「違うターゲットに向けて」出品することです。
同じ知識・スキルを再利用することで、いとも簡単に出品できる商品数が増えてしまう…というわけです。
例えば、あなたが資格試験に合格した経験から「効率のいい勉強法」を教えるセミナーを出品したとします。この場合、メインターゲットとなるのは「資格試験合格を目指す社会人」のはずです。
この知識をそのまま使いながら、別のターゲットにずらした商品を作るとしたらどうでしょうか。
●「学校の成績アップのために勉強する中学生(の親御さん)」向けなら「定期テスト対策の勉強法」
●「大学受験合格を目指す高校生や浪人生」向けなら「受験必勝の勉強法」
●「試験勉強中の大学生」向けなら「試験突破のための勉強法」
●「自分自身が生徒を抱えている教師や塾講師」向けなら「生徒の成績を伸ばす勉強法」
このように、ターゲットが違えば少しずつ見せ方が変わります。この方法のメリットもまた「わざわざ新しい知識やスキルを探さずに、出品商品だけをパパっと増やせる」という手軽さです。
土谷 愛
【オンライン開催(LIVE配信)】希望日時で対応(平日のみ)
「日本一富裕層に詳しい税理士」による無料個別相談セミナー
富裕層の相続対策から税金対策の悩みを一挙解決!
詳しくはこちら>>>
↓コチラも読まれています
「給料」が高い企業300社ランキング…コロナ禍でも伸びた会社、沈んだ会社