国税庁の調査によると、日本人の平均給与は433万円。一方、純金融資産が5,000万円以上ある準富裕層。普通のサラリーマンが準富裕層の仲間入りする方法とは? みていきましょう。
平均給与433万円…普通の会社員が「純金融資産5,000万円超」を叶えるには

本業以外の大きな収入が生活を豊かにする

 

例えば5,000万円の投資物件を購入し年4%の実質利回りで運用できれば、1年に200万円の収入が得られます。あるいは1億円の物件を同じ利回りで運用できれば、本業以外に年400万円の収益を得ることができます。

 

年に200万円あるいは400万円の副収入があれば、今よりかなり豊かな生活ができるのではないでしょうか。もちろんローンを返済してからですが、そうした備えがあることは将来の大きな安心材料になると言えます。

 

売却して純金融資産にできる

不動産はローンを終えた後に売却し、純金融資産にすることができます。もちろん年数がたてば建物価値は目減りしますが、1億円で購入した物件なら準富裕層の目安である5,000万円で売却できる可能性は十分にあるでしょう。

 

不動産の投資収益をすべて副収入として受け取るにしても、売却して純金融資産を作るにしても、できるだけ早く不動産投資を始めてローンの残債を減らしておいた方が有利です。

 

まずは都心の中古マンションがおすすめ

初めて不動産投資をするなら、まずは都心の中古マンションでスタートするのがおすすめです。都内の単身者向けワンルーム物件であれば、駅近の有利な条件でも2,000万円台から投資を始められるため安心です。

 

ただし、十分な賃貸需要が期待できる地域にあり、できるだけ空室になりにくい物件を選ぶことが大切です。例えば、今後も変わらぬ需要が期待できる23区内や駅から徒歩10分圏内にある物件、差別化されたリノベーションが施されている物件など、空室を回避しやすく家賃が途切れないような物件を選ぶようにしましょう。

 

都心の中古マンション投資が軌道に乗ったら

都心の中古マンション投資が軌道に乗ったら、さらに投資を拡大することもできます。ローン返済より家賃収入の方が多ければそれを貯え、本業の収入に余力があればさらにそこからも積極的にローンの繰り上げ返済に充てます。

 

こうして早めにローンが完済できればその物件を担保にローンを組み、新たな投資物件を購入することもできます。しかも早期返済したことは新たな投資の審査で高評価となり、より有利な条件で融資を受けられる可能性もあります。

 

複数の投資物件を所有すれば収益をプラス化するサイクルも早まり、一気に準富裕層へ近づけるのではないでしょうか。

 

不動産投資なら準富裕層が狙える

冒頭の基準によると、準富裕層のさらに上の富裕層は純金融資産が1億円以上です。そこまでになると本格的に事業を起こすなどしなければ、仲間入りは難しいかもしれません。しかし、準富裕層の5,000万円以上は、不動産投資を堅実に行えばサラリーマンでも十分に目指せる領域です。

 

 

山崎 博久

リズム株式会社

アセットコンサルティング事業部長

 

 

【関連情報】
資産形成に役に立つ
「幻冬舎ゴールドオンライン」セミナー情報 詳細はこちら>>>