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国家公務員の定年退職金、平均2,142万円。地方公務員は?
内閣人事局『国家公務員退職手当実態調査(令和2年度)』によると、定年を迎えた国家公務員(常勤職員)1万0,251人の退職金は、平均2,142万1,000円(平均勤続年数36年11ヵ月)、そのうち一般事務を行っている行政職俸給表(一)適用者、3,760人に限ると、2,276万0,000円でした(平均勤続年数27年9ヵ月)。
さらに総務省『令和3年地方公務員給与実態調査』から地方公務員の退職金事情もみていきましょう。
47都道府県のうち、最も定年退職金が高いのは「愛知県」で2,277万4,000円。続く「三重県」は2,270万5,000円。「神奈川県」「静岡県」「京都府」と続きます。
一方、最も定年退職金が少ないのは「沖縄県」で2,127万2,000円。続く「茨城県」は2,143万6,000円。「青森県」「和歌山県」「高知県」と続きます。
1位と47位でその差は150万円ほど。すべての都道府県で2,000万円を超えています。
【都道府県「公務員の退職金」ランキング】
1位「愛知県」2,277万4,000万円
2位「三重県」2,270万5,000円
3位「神奈川県」2,270万1,000円
4位「静岡県」2,268万7,000円
5位「京都府」2,252万9,000円
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43位「高知県」2,152万8,000円
44位「和歌山県」2,152万3,000円
45位「青森県」2,149万7,000円
46位「茨城県」2,143万6,000円
47位「沖縄県」2,127万2,000円
出所:総務省『令和3年地方公務員給与実態調査』より作成
さらに都道府県と同程度の権限をもつ、政令指定都市の定年退職金事情をみていくと、トップは「岡山市」で2,238万8,000円。続く「堺市」は2,225万7,000円。一方で最も少ないのが「仙台市」で1,512万1,000円。続く「札幌市」は1,613万0,000円。この2市だけが2,000万円を下回りました。