都道府県「未婚率」ランキング…結婚適齢期、5人に2人は未婚の深刻

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国勢調査による未婚率…全国平均26％

SMBCコンシューマーファイナンスによる『20代の金銭感覚についての意識調査2022』によると、20代の半数以上が結婚しようと思えるのは「年収500万円」である一方で、「年収がどんなに多くても結婚したいと思えない」という人は13.8%いました。

 

国税庁による『民間給与実態統計調査』によると、会社員の平均給与は433万円。年収500万円を下回りますから、いまどきの若者の結婚のハードルは結構高いイメージでしょうか。

 

以前は経済的メリットも結婚を決断する大きなメリットではありましたが、女性の社会進出が進むなか、そのメリットは薄れ、未婚化が進んでいる要因でもあります。

 

最新の国勢調査によると、全国の未婚率（配偶関係より、配偶あり、死別、離別、配偶関係不詳を除く値）は26.2％。都道府県ごとにみていくと、トップは「沖縄県」で29.6％。一方最も低いのは「秋田県」で22.4％でした。

 

また男女別にみていくと、男性1位は「沖縄件」2位は「東京都」。女性1位は入れ替わり「東京都」、2位は「沖縄県」です。

 

 

また20歳から50歳未満に限ると、未婚率は全国平均40.1％で、男性39.4％、女性42.0％。5人に2人は未婚であり、女性の方が若干、婚姻率が下がる傾向にあります。この数値は年々上昇。結婚に縛られない新しいスタイルも広まりつつありますが、未婚率の上昇は少子化の進行にも深く関係しているところ。人々が結婚したいと思う世の中にすることが、問題解決へのひとつのアプローチです。