やってみたいと思ったときが、ベストタイミング。そして、やり始めるまでに時間をおかないことです。投資もそうです。リスクは、投資信託を買い始めてから始まります。自分に合ったリスクの取り方を考えるのはこれから。独立系FPが著書『ていねい図解!初心者のための投資信託教本』(日本橋出版)で資産分散とポートフォリオをわかりやすく解説をします。
まず少額でトライ!初心者におすすめな投資信託の銘柄は【FPが解説】 ※写真はイメージです/PIXTA

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投資信託を始めるならネット証券がおススメ

投資信託を始めるために、必要なものを考えてみましょう。

 

■これだけ揃えたら始められる

 

投資信託を始める際は、以下の5つのものを揃えます。

 

揃えるもの 5つ


(1)口座
(2)お金
(3)マイナンバーカードと本人確認書類(免許証など)
(4)情報端末(パソコン若しくは、タブレット、スマートフォンなど)
(5)インターネット

 

(1)口座

銀行口座をお持ちでない方はいないと思いますが、投資信託を始めるために必要な口座の選択肢の幅はもう少し広くなります。「特定口座」か「一般口座」のいずれかを選んで口座開設する必要があり、「特定口座」とは証券会社が1 年間の資産運用の損益を計算してくれる口座で、「一般口座」とは証券会社が計算はしないので、1年間分を自分でまとめて損益計算して、確定申告まで行う口座です。「NISA 口座」だけを単独で開設することはできません。

 

まずは、「特定口座」か「一般口座」を開設して、いずれかの口座を持っている金融機関で、「NISA口座」も開設します。

 

金融商品を購入できる口座を開設できるところは、複数あります。

 

①銀行
②店舗型証券会社
③ネット証券会社

 

以前は、金融機関の中でも、銀行と証券会社は明確な棲み分けがされていましたが、2000年代になり、様々な金融緩和による金融の自由化が進みました。資産運用のための金融商品や保険商品を銀行でも購入できるようになっています。

 

ネットで金融商品を買うことに抵抗がなく、投資信託を始めたいなら、上記3つの中の、③のネット証券会社がおすすめです。何故なら、手数料が最も低額で、取扱商品数が多く、更に、自宅で手続きができるからです。

 

店舗型の銀行や証券会社の受付の開いている時間には制限がありますが、ネット証券会社なら、自分の都合の良いときに、自宅で、インターネットを通して、手続きを完了させることも可能です。

 

一昔前は、インターネットで申込をしても、マイナンバーカードと本人確認書類のコピーを郵送するといったことをしていましたが、最近は、スマホやパソコンから確認書類をアップロードできれば、最短で当日口座が開設できたり、翌日取引が開始できたりします。

 

●ネット証券会社がおすすめの理由

 

手数料が最も低額
取扱商品が多い
自宅でできる

 

待たされると、人間はやる気が削がれることがあります。やりたいと思ったら、その日に準備して、翌日もう取引ができたら、最初のときめきを心の中そのまま、突入できるというメリットもあります。実際始めてからも便利なことがあります。ネット証券会社のウェブサイトは、インターネットですべてやることが想定されている作りなので、使い慣れてくると便利です。

 

店舗型証券会社のオンラインサイトよりも、ネット証券会社のサイトの方が情報量が多く、上手に活用できれば重宝します。注文や注文予約できる時間に制限がないのも良い点です。

 

証券会社のお客様サービスセンターは親切なところも多いので、インターネットの取引で分からなくなってしまったら、問い合わせをメールで送ったり、電話をかけてみたりするのもいいと思います。それでもネット取引に自信がないという方は、店舗型証券会社で担当者についてもらうのも良いです。店舗型証券会社の方は知識もありますし、専門家のプロです。

 

また、ファイナンシャルプランナーなどの専門家についてもらって、一緒にやってもらう方法もあります。いずれも手数料はかかりますが、自分一人でネット証券会社で取引できない場合には、専門家に頼ることが大切です。

 

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