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いまや薄毛は「医療」で治せる時代になった
見た目や若々しさがもてはやされる現代において、薄毛は深刻な悩みです。年齢を問わず男性にとって薄毛は死活問題でもあり、今まさに薄毛で悩んでいる方だけでなく、将来薄毛になることを心配している方も少なくないはずです。
日本では成人男性の4人に1人(約1200万人)が薄毛に悩んでいるともいわれています。
ですが今や21世紀、あきらめも心配も不要です。男性型脱毛症(AGA)はすでに原因が解明され、医学的治療により薄毛が治る時代になっているのです。医学的根拠に基づいたAGA・薄毛治療は約20年前から行われています。
男性型脱毛症(AGA)は20年以上前から根本的治療薬である「フィナステリド」による治療がすでに行われていて、今や薄毛は医療で治る時代になっています。(世界的には1997年からですが、日本におけるフィナステリド承認は2005年なので正確には16年前からになります)
ひと昔前のまだ確実な薄毛治療法がなかった時代には「植毛手術」や「かつら」といった限られた対処法しかなく、「高齢者は薄毛でも致し方なし」という風潮もあったのかもしれません。
ですがAGA・薄毛の治療法が確立してそれなりの時間も経過しており、近い将来「なぜ薄毛になるまで治療しなかったの?」と言われてしまう時代がこないとも限りません。
世間で誤解されているAGA・男性型脱毛症の原因
よく「男性の薄毛は男性ホルモンが原因」と耳にしますが、実は男性ホルモン自体が直接的に悪さをするわけではありません。男性ホルモン(テストステロン)は体内で酵素によりDHT(ジヒドロテストステロン)に作り替えられ、このDHTが薄毛の直接原因となってしまうのです。(広義的にはDHTも男性ホルモンの一種なのですが、便宜上分けて説明させていただきます)
治療薬であるフィナステリドは、男性ホルモンがDHTに作り替えられるのを抑制することで、AGAによる薄毛を根本原因から改善することができます。
AGA治療は「薄毛の進行を止めるだけ」ではない
フィナステリドの添付文書には「効能・効果:男性型脱毛症の進行遅延」と承認当時のまま書いてあるので「薄毛進行を止めるだけ」と考えている方もおられるかと思いますが、そんなことはありません。
AGA治療によりDHTがなくなることで弱っていた毛根細胞も回復し、細くなってしまった毛も太く回復するのです。AGA・薄毛治療は進行を止めるだけではなく、しっかりと改善することがわかっています。