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コロナ禍で蕁麻疹の発症が増えている
コロナウイルスの影響で長期間自宅学習する子どもや自宅待機でテレワークに励む会社員が増えました。そして宅配による食生活で一日のほとんどを自宅で過ごす方が増えています。
コロナ禍での限定された生活のなかで、何の覚えもないのに急性蕁麻疹が発症する方やアトピー性皮膚炎でもないのに慢性蕁麻疹が続いてどこの皮膚科に行っても症状が改善しなくて困っている方も多数います。
蕁麻疹と呼べるものはいくつもの種類があり、ネットを検索しても混乱することが多いです。それに対して少しでもお役に立つ説明が出来ればと思います。
今までは大丈夫でも…突然アレルギー反応が出るときも
自然界には多種多様に反応する物質が存在し、今までは食べても問題なかった食べ物でも、あるときから突然アレルギーを引き起こすことがあります。
生活のなかでのアレルギー反応で言えば「口、鼻、目、皮膚から吸入されるもの」「生活のなかで口から摂取したもの」「それ以外としてラテックス(食器を洗うときのゴム手袋など)」がよく知られています。
とくにラテックス・フルーツ症候群と言われる反応はアボカド、クリ、バナナ、キウイなどの、ラテックスと交差抗原性を持つ食べ物を食べることで口唇や皮膚、胃腸に過剰反応を引き起こすことで知られています。