厚生労働省の『令和2年転職者実態調査の概況』などから、現在の転職状況をみていきましょう。
(※写真はイメージです/PIXTA)
転職することで職場への不満は解消されたのか
厚生労働省『令和2年転職者実態調査の概況』の「現在の勤め先での満足度項目、性・事業所規模・現在の勤め先の就業形態、職業生活の満足度別転職者割合及び満足度」をみてみると、全体的に見ると満足・やや満足と答えた人は53.4%、不満・やや不満と答えた人は11.4%と、不満はほとんど解消されていることがわかりました。
■事業所規模ごとの現在の勤め先での満足度項目
1,000人以上 66.9%
300~999人 60.7%
100~299人 56.7%
30~99人 52.6%
5~29人 49.9%
出所:厚生労働省『令和2年転職者実態調査の概況』より
1,000人以上 66.9%
300~999人 60.7%
100~299人 56.7%
30~99人 52.6%
5~29人 49.9%
出所:厚生労働省『令和2年転職者実態調査の概況』より
仕事や勤め先への満足度は、事業規模が大きくなるほど高くなっています。転職するなら、事業所規模の大きな会社へ転職することが、仕事や職場への不満を解消するポイントとなりそうです。
また、事業規模の大きな会社は、福利厚生などの制度が充実していることが多く、老後の不安を解消する方法にもなります。現在の職場や仕事に不満がある場合、転職を考えてみてはいかがでしょうか。