ガソリン価格は上がり続けて、10週連続の値上がりを記録しています。日本が資源の乏しい国である以上、仕方がないことかもしれませんが、そもそも日本のエネルギー自給率はどれくらいなのでしょうか。世界主要国と比べてみました。
(※写真はイメージです/PIXTA)
定年後の年金暮らし「物価上昇」に耐えられるのか?
日本が資源の乏しい国である以上、世界情勢による物価上昇に対して、ただただ願うこと以外手立てはありません。そこで不安になるのは、年金と貯蓄の取り崩しで生活していかなければならない老後ではないでしょうか。
物価がどんどん上がっていくからといって、収入を増やす手立ては現役世代に比べてなく、かといってその分年金が増えていくかといえば、少子高齢化で財源が限られてくるだろうことを考えると、ただ耐えるしかなさそう……。
このような不安もあるからでしょうか、昨今、定年後に日本を脱出、移住を考える人が増えているといいます。
一般財団法人ロングステイ財団は毎年『ロングステイ希望国・地域』を調査していますが、そこで14年連続で第1位に君臨するのが「マレーシア」。一年中温暖で過ごしやすい、歴史的にも親日国などの理由があげられますが、魅力のひとつが「物価」。マレーシアでの生活費は日本の1/3程度といわれています。
なぜそんなに安いのか。経済的な差はもちろんありますが、マレーシアは資源国だから、という点も大きなところ。資源による収益で国の財源をまかなうので、税金が安いというのもポイントです。
ーー老後は海外に移住して悠々自適な暮らしを満喫する
将来不安が広がるなか、いまよりも大きなトレンドになるかもしれません。