いまや生活になくてはならない携帯電話・スマートフォン。そのキャリアに勤務する会社員は、どれくらいの給与をもらっているのでしょうか。有価証券報告書などから探っていきます。
3大携帯電話キャリアの平均年収「40代で1,000万円超え」羨望の給与額 (※写真はイメージです/PIXTA)

日本を代表する「携帯電話キャリア」の平均年収

通信業に該当する企業は、大手キャリアに限られますので、おのずと平均給与も高くなると考えられます。

 

では有価証券報告書から、携帯電話キャリア各社の平均年収をみていきましょう。前出の総務省の調査にあがった3社のほか、楽天グループについても取り上げます。

 

まず売上を比較してみると、トップは「KDDI」で5兆3126億円。「ソフトバンク」5兆2055億円、「NTTドコモ」4兆7252億円、「楽天グループ」1兆4555億円と続きます。

 

続いて、平均年収をみていきましょう。

 

■NTTドコモ*

870万4,000円

(従業員数8,100人、平均年齢40.1歳、平均勤続年数16年9ヵ月)

*第29期 有価証券報告書(2020年3月期)。日本電信電話株式会社第36期有価証券報告書では、平均年収930万6,877円(提出会社)。

 

■KDDI*

948万4,602円

(従業員数11,353人、平均年齢42.8歳、平均勤続年数17年6ヵ月)

*第37期有価証券報告書

 

■ソフトバンク

820万7,000円

(従業員数18,173人、平均年齢40.1歳、平均勤続年数12年7ヵ月)

*第35期有価証券報告書より

 

■楽天グループ*

745万0,199円

(従業員数7,390人、平均年齢34.2歳、平均勤続年数4年5ヵ月)

*第24期有価証券報告書より

 

各社携帯電話だけではなく、さまざまな事業を展開していますし、NTTドコモはNTT再編で一体となるなど、状況は変わっていますが、日本を代表する企業にふさわしい、納得の平均年収。もちろん大企業ですから正社員だけでなく様々な契約形態の人が働いているでしょう。一概に携帯電話キャリア勤務だから高給取りとは限りませんが、厚生労働省の調査では、40代には年収が1,000万円を超えます。世間一般的には「エリートサラリーマン」にみられる人たち、といっても過言ではないでしょう。