申告しないと脱税に！プロトレーダーが教える「FXの税金申告」

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安定して利益を出しているのなら個人でも法人化するのがオススメ

FXで安定した利益を得ていると、副業から専業へと移行して、その後は法人化するというのが一般的なルートです。なぜ最終ゴールが法人化になるのかというと、「節税できるから」が主たる理由でしょう。

個人事業主の場合に課税される税金は、上記でも紹介したように「所得税」となりますが、法人化した場合は「法人税」となります。収入が少ないあいだは個人事業主のほうがメリットも大きいのですが、年間の利益が900万円を超えたあたりから法人化したほうが節税になります。

「法人化」というと、手続きが面倒で費用もかなり発生するのではないかと思っている人が多いですが、意外と簡単にできます。法人化するほどにFXで稼いでいる人の場合は、サラリーマンなどの企業に属して収入を得ているケースも少ないので、恐らく個人事業主として活動している人が多いでしょう。

そういった場合、確定申告に関しても個人で行っている方が多いですから、その延長線上で手続きをするだけになります。それほど難しいことではありません。

ただし、FX取引でも安定して収入を得ていない場合は法人化のメリットがありませんので、その点に関しては注意してください。

まとめ

今回はFX取引に関する税金申告について紹介しました。

初心者の場合、税金の申告に関して甘く考えている人が非常に多いです。税金の申告を怠ると考えている以上のデメリットが発生しますので、利益を得ている方は絶対に申告をするようにしてください。

また、サラリーマンの副業などでFXをしている方のなかには「税金の申告は会社がしてくれる」と考えている人もいますが、FXで得た利益の分に関しては自分で手続きをしなければいけません。

申告をしなければ申告漏れとなりますので、その点に関しても注意が必要です。