あまり知られていないことですが、日本は一般人に掛かる税金が非常に高い国の一つです。FX取引に関しても、利益を得た場合は税金を納める義務が発生します。
申告しないと脱税に!プロトレーダーが教える「FXの税金申告」 ※画像はイメージです/PIXTA

税金申告を怠ると、どうなってしまうのか?

税金を納めなければならないほどに稼いでいる状態で申告をしないと、「脱税行為」と判断されてしまいます。

 

脱税が発覚するとどのような問題があるのか。簡単にいえば「本来の納税分よりも多く納税しなければならない」というデメリットがあります。

 

ここで初心者の方が思ってしまいがちなのが「たった数十万円の利益でわざわざ脱税行為といわれることはないだろう」とか「バレなければいい」といった考えです。確かに、インターネットや銀行口座を介さない取引の場合は、すべてが現金のみの取引となるために税務署側も見つけることは非常に難しくなります。

 

しかし、FX取引の場合は、ほぼ100%の割合で銀行口座とインターネットを介して取引が行われるために、税務署側はすべてを把握しています。黙っていてもバレてしまうので、税金の申告は絶対に行うようにしてください。

 

脱税をした場合のペナルティとしては、上記でも紹介したように「余計な延滞金を支払わなければならない」ということが一般的ですが、それ以外にもペナルティが発生する場合があります。

 

「5年以下の懲役あるいは罰金」となっていて、脱税によって得た利益の数十倍~数百倍の金額を支払わなければいけません。脱税した金額によっては10年以下の懲役刑となるケースもあります。

 

このように、脱税をしてもなにもいいことはありませんので、必ず申告をしてください。