英文メールの書き出し「OK例」と「NG例」
一般的な英文メールの書き出し
英文Eメールでは日本語でのメールのやり取りに比べるとかなり直接的な内容からスタートするのが一般的です。以下の例を参考になさってください。
▶Thank you for your email. (メールをありがとうございました)
▶Many thanks for your prompt response.(早速のお返事をありがとうございました)
▶I’m writing to inform you about[/that] ~(あなたに~をお知らせする目的でこのメールを書いています)
▶This is to inform you ~(これはあなたに~をお伝えするものです)
▶I’m writing with reference to my[/your] email dated ~(○月×日付の私の[/あなたの]メールに関する内容についてメールをお出ししています)
▶Apologies[/ My apologies] for (the) delay in replying.(返答が遅れ、申し訳ありません)
▶I’m sorry to trouble you, but ~(ご迷惑をおかけしますが~)
▶Please find attached[/ Attached please find] ~(添付の~をご覧ください)
▶Can[/Could] you please[/possibly] ~ ?(~してくださいますか)
▶As per our telephone conversation[/ email exchange / meeting] ~(電話[/Eメール/打ち合わせ]でお話しした通り~)
▶Concerning ~(~についてですが)
▶I hope this email finds you well.(※ しばらく連絡を取っていなかった相手への呼び掛け。日本語の「お元気でいらっしゃることと思います」のニュアンス)
英文メールでは望ましくない書き出し
次のようなものは日本語的な発想であまりスマートとは言えません。
◆頻繁にやり取りをしている相手に対して毎回社名と名前を名乗る
This is Tanaka from ABC Corporation. Thank you for your business,always.(ABC 社のタナカです。いつもお仕事させていただきありがとうございます。)
社名や名前は送信者の欄に情報があり、さらに結辞の後にも署名が入っていることがほとんどなので、一般的には必要ありません。
◆時候の挨拶
It’s been raining for a week in Japan. How are you ?(日本ではここ一週間雨が降り続いています。お元気ですか?)
何かとてもタイムリーだったり、ニュースなどで話題になっているような場合であれば天候などに触れることもあると思いますが、毎回特に意味もなく時候の挨拶を入れることは避けましょう。
浅場 眞紀子
ビジネス英語研修会社Q-Leap 代表取締役社長