「海外のFX業者は怖い」と噂される理由
海外のFX業者は高いレバレッジで取引ができることが最大のメリットとなっていますが、国内のFX会社を利用する際には考えなくても良いようなリスクも存在しています。
それは「入出金の際のトラブル」です。
FXの取引をする際には、FX業者の口座に入金をして、その入金した現金で取引をするという流れになります。そして、預け入れた現金が残高不足になると追証が発生するので、マイナス分を入金することで債務が無くなるという仕組みです。
利益が出た場合はFX業者の口座に入金されて、そこから自分の銀行口座へ出金するのが入出金の流れとなるのですが、海外のFX業者の場合だと、この出金時にトラブルが起きることがあります。
信じられないような話かもしれませんが、FX取引で利益を得ていた場合、難癖をつけてきて出金させないというようなFX業者も存在しています。出金できないと現金化できないので、どれほどの利益を得ていたとしても絵に描いた餅状態になってしまいます。
また、海外のFX業者の場合は投資家にとってプラスとなる取引の場合に、取引を受け付けないというようなことをするケースもあります。
このように、取引で利益が出せるかどうかという話だけではなく、安全面でもリスクがあるので、初心者にとっては色々とハードルが高いです。そのため初心者の場合は、どこの海外業者が安全なのかを判断することができないので、まずは国内のFX業者を利用して実力と見極める目を鍛えるのが大切です。
■まとめ
今回は海外のFX業者を利用するメリットとリスクについて紹介しました。
プロトレーダーの多くは海外のFX業者を利用して利益を出しているために、そのやり方を真似しようとする初心者は多いです。しかし、実力が低い状態で海外のFX業者を利用するというのは大きなリスクとなり、破産してしまう理由の一つにもなっています。
そのため、まずは日本国内のFX会社を利用して安定した利益を出し続けることができるようになるのが重要です。