株式市場
先週の中国本土市場は、上海総合指数が前週末比▲2.5%、深セン総合指数が▲3.8%と下落しました。先週は、トランプ米大統領が国連総会で中国による強制的な技術移転などを批判したことで10月の米中閣僚級協議が難航するとの観測が強まったことなどから、株価は下落しました。香港市場は、H株指数が前週末比▲2.2%、レッドチップ指数が▲3.0%と下落しました。先週は、トランプ米大統領の中国批判で米中貿易摩擦の激化が懸念されたことや、10月初めの国慶節を前に香港政府に対する大規模な抗議デモが計画されていたことなどを嫌気して、株価は下落しました。
※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『2019年9月23日~9月27日の中国株式マーケット動向』を参照)。
(2019年9月30日)