
三井住友DSアセットマネジメント株式会社が、2019年9月9日~9月13日のオーストラリア市場について振り返ります。※本連載は、三井住友DSアセットマネジメント株式会社が提供するマーケットレポートを転載したものです。
為替
先週の豪ドルの対円レートは、上昇しました。先週は、トランプ米大統領が10月1日に予定していた対中追加関税の引き上げを15日まで先送りすると表明したことや、中国政府が米国産農産物の輸入再開を検討中と報道されたことなどから、豪ドルの対円レートは上昇しました。
金利
先週の豪州の3年国債利回りは、上昇しました。先週は、トランプ米大統領が対中追加関税の引き上げの先送りを表明したことなどを受けて米中貿易摩擦の緩和期待が高まったことなどから、豪州の3年国債利回りは上昇(債券価格は下落)しました。
株式
先週の豪州株式は、上昇しました。先週は、米中貿易交渉の進展期待が高まったことや、欧州中央銀行(ECB)が追加緩和策の導入を決定したことなどが好感され、豪州株式は上昇しました。

株式指数は、MSCIオーストラリア指数(配当込み、現地通貨ベース)。
(出所)FactSetのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
リート
先週の豪州リート指数は、下落しました。先週は、豪州に加えて、欧米などでも総じて金利が上昇する環境下、豪州リート指数は下落しました。

リート指数は、S&PオーストラリアREIT指数(配当込み、現地通貨ベース)。
(出所)FactSetのデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成
※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『2019年9月9日~9月13日のオーストラリア マーケット動向』を参照)。
(2019年9月18日)