株式市場
先週の中国本土市場は、上海総合指数が前週末比▲2.6%、深セン総合指数が▲2.1%と下落しました。先週は、米中の閣僚級貿易協議で大きな進展がみられなかったことや、トランプ米大統領が9月1日から中国からの輸入品目約3,000億ドルに対して10%の追加関税をかけると表明したことなどが嫌気され、株価は下落しました。香港市場は、H株指数が前週末比▲4.6%、レッドチップ指数が▲4.6%と下落しました。先週は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の市場予想対比ややタカ派的な結果を受けた米株安や、トランプ米大統領による対中追加関税第4弾の発動表明、「逃亡犯条例」改正案をめぐる抗議活動の長期化などから、株価は下落しました。
※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『2019年7月29日~8月2日の中国株式マーケット動向』を参照)。
(2019年8月5日)