下田 裕介 2005年東京工業大学大学院修了、同年三井住友銀行入行。06年日本経済研究センターへ出向後、08年日本総合研究所調査部マクロ経済研究センター。米国経済、国内経済を担当。14年〜17年および19年より国内経済グループ総括(現・国内経済グループ長)。17年三井住友銀行経営企画部金融調査室(兼務、~18年)。専門は内外マクロ経済、世代間問題。 株式会社日本総合研究所 調査部 主任研究員マクロ経済研究センター 国内経済グループ長
就職氷河期世代の行く先 下田 裕介 出版社名:日本経済新聞出版 発行年月:2020年11月 「30万人の正式雇用を目指す」――政府の重点課題に盛り込まれた就職氷河期問題。 コロナ禍の影響もあり、この目標が実現する気配はまったくない。 「失われた20年」の泥をかぶった彼らの問題はいまだ解決していないばかりか、将来的には111万人もの生活不安定者を生み、8兆円の生活保護費追加が必…