連載

自動車の世界史から読み解く「日本車の未来」

※本連載は、鈴木均氏による著書『自動車の世界史』(中央公論新社)より一部を抜粋・再編集したものです。

著者

  • 鈴木 均
    合同会社未来モビリT研究
    代表
    1974年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程単位取得退学。 European University Institute歴史文明学科修了。 Ph.D.(History and Civilization)新潟県立大学国際地域学部准教授、モナシュ大学訪問研究員、LSE訪問研究員、外務省経済局経済連携課を経て、2021年に合同会社未来モビリT研究を設立。現在, 同代表。国際文化会館地経学研究所主任客員研究員、21世紀政策研究所欧州研究会委員などを兼務。単著に『サッチャーと日産英国工場』(2015年, 吉田書店)、 共著に『現代ドイツ政治外交史』(板橋拓己・妹尾哲志編, 2023年, ミネルヴァ書房)『複数のヨーロッパ』(遠藤乾・板橋拓己編, 2011年, 北海道大学出版会)などがある。

    Xアカウント:@suzubouzb3

    ■2024年3月6日
    ゲンロンカフェ
    鈴木均×速水健朗「自動車は世界をどう変えたのか──近代化、環境問題、AI、そしてクルマ文化」【速水健朗の自動車文化論 #1】
    https://genron-cafe.jp/event/20240306/(有償記事)

    ■IOG地経学インサイト
    「年の瀬に自動車の世界史を振り返る」
    https://www.youtube.com/watch?v=bHppDjdu6ZQ

関連書籍

  • 自動車の世界史
    著者
    鈴木 均
    出版社名
    中央公論新社
    発行年月
    2023年11月
    19世紀末のドイツとフランスに端を発する自動車開発。 1908年にアメリカでT型フォードが登場したのち、爆発的に普及した。 その後、欧州、アメリカ、日本、中国が入り混じり、激しいシェア争いを繰り広げていく。 その歴史には、現代における国際関係の栄枯盛衰が色濃く反映されている。 本書は、自動車産業の黎明期から冷戦下における日本車の躍進、低燃費・EV・自動運転の時代における中国の台頭まで、その百年史を余すところなく描き切る。

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