(※写真はイメージです/PIXTA)
夫の「義母との同居」の提案に、妻がためらうワケ
サトミさんは、2歳年上の夫・ユウタロウさん(仮名/41歳)と娘のミオさん(仮名/13歳)との3人暮らしです。
夫婦ともにフルタイム勤務で、サトミさんの月収は約38万円、ユウタロウさんの月収は54万円。賞与を含め、世帯収入は年ベースで1,200万円ほどです。帰るタイミングは多少サトミさんのほうが早い程度ですが、家事はすべてサトミさんが1人で担っています。
サトミさんは「自分のほうが収入が低いため、家事を多く負担するのは仕方ない」と考え、子どもが小さいころの寝不足や日々の苦労も「仕事が大変なのはお互い様だから」とぐっと飲み込んできました。
3人が暮らすのは、郊外にある中古マンションです。間取りは3LDKで、娘の小学校入学を機に購入。価格は5,500万円で、ユウタロウさんの両親が頭金を援助してくれました。夫婦は35年のペアローンを組みましたが、年収の高いユウタロウさんのほうが負担割合は大きく、これもサトミさんが家事を引き受けてきた理由のひとつです。
表面的には穏やかな暮らしが続いていましたが、ユウタロウさんの父がガンにより急逝。その後ユウタロウさんから、次のような相談がありました。
「あのさ、母さんが一緒に住みたいっていってるんだよね。地方で1人きりはなにかと大変だろうし、いいよね? あの物置になってる部屋、ちょうど空いてるし」
サトミさんは普段控えめで、自分の意見を強く主張しないタイプ。ユウタロウさんと付き合っているときから、デートの行き先もその日の献立も、ほとんど夫の意向に合わせてきました。しかし、今回ばかりはすぐに頷くことができません。
「うーん……」