投資額がさらに少なくてもできる「不動産小口化商品」
不動産投資に興味はあるけれど、「物件を持つのはやっぱり怖い」「ローンはまだ不安」という人には、不動産小口化商品という新たな選択肢があります。
これは、複数の投資家が1つの物件に共同出資する仕組みです。
不動産小口化のメリット
・少額から投資可能
・管理・運営の手間が不要
・分配金として不動産収益を得られる
・複数物件に分散投資がしやすい
さらに、商品によっては不動産として評価されるため、相続税対策にも活用されるケースがあります。ただし、匿名組合型のスキーム(契約形態)は「金融商品」と見なされるため、税務面での取り扱いは確認が必要です。
将来の自分を助けるのは、いまの自分の決断
「時間を味方にできるいまこそ、資産形成を始めるチャンス」です。収入が少ないうちは無理をせず、小さく始めることがなによりも大切です。大きな利益を狙うのではなく、「未来の安心」を少しずつ積み上げていく意識が、将来の経済的自由を生み出します。
20代・30代だからこそできる選択――それは、“将来を設計する力”です。知識をつけ、行動を始める。資産形成は、いつかのためではなく、「いま」を変える一歩でもあるのです。
辻 哲弥
公認会計士・税理士

