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iDeCoとNISAはいずれも国が推進している資産活用方法であり、税制優遇を受けられるため、始めやすい投資の1つとして挙げられます。一方で、いずれも非課税枠に上限が設けられているため、iDeCoとNISAだけでは十分な資産増加などの効果を得られない場合があります。そこで本コラムでは、iDeCoとNISA以外の資産運用方法を10個取り上げ、それぞれの概要やメリット・デメリット、注意点等を紹介します。

不動産投資で失敗しないためのポイント4つ

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不動産投資を始める際、リスクを抑えながら堅実に資産を運用するには、事前の準備と計画が重要です。

 

以下からは、特に注意すべきポイントを4つ紹介します。

 

適切な立地・物件を選ぶ

不動産投資では立地や物件の選び方が収益性を大きく左右します。単に利回りが高い物件を選ぶだけではなく、需要が安定しているエリアや、人口増加が見込まれる地域を優先的に検討することが大切です。

 

また、物件の状態や築年数、周辺環境なども重要な要素です。交通の利便性や学校、商業施設へのアクセスなど、複数の要因を総合的に判断することで、空室リスクを抑えることができます。

 

詳細な収支シミュレーションを行う

投資前に詳細な収支シミュレーションを行うことはリスク管理の基本です。物件購入費用やローン返済額に加え、固定資産税や所得税、保険料、修繕費用などのコストも含めて計算しましょう。

 

さらに、空室リスクを考慮して、一定期間家賃収入が得られない場合の収支を試算しておくことも重要です。綿密なシミュレーションにより、不測の事態にも対応できる投資計画を立てることができます。

 

良い管理会社に委託する

物件の管理を専門の管理会社に委託することで、運営の手間を省くとともにリスクを軽減できます。管理会社は入居者募集や家賃回収、トラブル対応などを代行してくれるため、投資初心者でも安心して物件を運営できます。

 

ただし、管理会社の選定は慎重に行う必要があります。過去の実績や評判、手数料の明確さなどを確認し、信頼できるパートナーを見つけることが大切です。

 

専門家や経験者に相談する

不動産投資を成功させるためには、専門家や経験者の助言を得ることが非常に有効です。例えば、不動産会社や金融機関のアドバイザーにローンの組み方を相談したり、成功している投資家から実体験を聞いたりすることで、投資リスクや不安の軽減につながります。

 

さらに、法律や税金に詳しい専門家に相談することで、物件購入や運営に関わるリスクを減らすこともできます。最終的な判断は自分自身で行うため自己責任になりますが、専門家や経験者のアドバイスを参考にしましょう。

 

不動産投資に関してそのほかに注意すべきポイントや、具体的な投資ステップについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

 

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