(※写真はイメージです/PIXTA)

iDeCoとNISAはいずれも国が推進している資産活用方法であり、税制優遇を受けられるため、始めやすい投資の1つとして挙げられます。一方で、いずれも非課税枠に上限が設けられているため、iDeCoとNISAだけでは十分な資産増加などの効果を得られない場合があります。そこで本コラムでは、iDeCoとNISA以外の資産運用方法を10個取り上げ、それぞれの概要やメリット・デメリット、注意点等を紹介します。

資産運用をする際の注意点

(画像:PIXTA)
(画像:PIXTA)

 

資産運用を検討する際には注意すべきポイントを事前に押さえておくことが大切です。それぞれの資産運用には特有のリスクやメリットがあるため、自身の状況や目標に合わせた運用を選ぶようにしましょう。以下では、特に重要な3つの注意点について解説します。

 

投資目的を明確にする

資産運用を始める前に、何のために投資を行うのかを明確にすることが重要です。老後の資金を確保するのか、短期的な収益を目指すのかによって、選ぶべき商品や運用の方法が大きく変わります。

 

また、投資を終えるタイミング、いわゆる出口戦略を考えることも必要です。目的が不明確なまま運用を始めると、リスクの高い商品に無計画に投資してしまう可能性があり、結果的に損失を招くことがあります。

 

リスク管理を徹底する

どの資産運用にも必ずリスクが伴います。そのため、リスクを適切に把握し、管理することが欠かせません。例えば、値動きが大きい株式やFXは、収益性が高い反面、元本割れのリスクが高まります。一方で、国債や預貯金はリスクが低いものの、大きな収益は見込めません。

 

リスクを抑えるためには、投資対象の商品特性や市場動向を十分に調査し、自分のリスク許容度を超えない範囲で運用を行うことが重要です。

 

複数の投資先・運用方法に資産を分散する

資産運用においてリスクを軽減するためには、資産を分散させることが効果的です。1つの資産や運用方法に集中してしまうと、予期せぬ市場変動があった際に大きな損失を被る可能性があります。

 

そこで、株式、債券、不動産など、異なる商品や地域に分散投資することで、リスクを分散することも重要です。さらに、長期的な視点で複数の運用方法を組み合わせ、バランスの取れたポートフォリオを構築することが重要です。

 

不動産投資について
もっと知りたい方はコチラ>>