(写真はイメージです/PIXTA)
強みを知ってもらうために
わたしのサービスがこの先も売れ続けるためには、より多くの読者さんに「わたしの強み」を知ってもらわないといけません。このときの「強み」とはもちろん「売上につながる特徴」のこと。たとえばもし「強み発掘サービス」を売っているなら、
・どうやって人の強みを見つけるスキルを身につけてきたか
・強みを見つけた人が実際にどう変わったのか
などが「売上につながる特徴」になりそうです。で、逆に言えば「これ以外の特徴」を伝える優先度は必然的に下がります。だって「わたしは子どものころ犬を飼っていて」とか「食べ物ならいちごが好きで」なんて特徴は「サービスを買いたくなるか」で見れば不要な情報ですからね。
それからというもの、わたしは「売上につながる自分の強み」をしっかり知ってもらうための発信を強化しました。たとえば、
・お客さんの「強み」を見つけて、これまでと違う広告を提案した話
・「強み」を見つけて売れるようになっていった、営業時代の部下の話
・友達の自己分析を手伝うとき、どんなアドバイスをしてみたか
・流行っている商品や伸びている会社を見て、どんな「強み」があると感じたか
など、より「強み」や「自己分析」という軸に絞って、なにをしてきたか・なにができるか・なにを考えているかなど「サービス購入を迷っている人の背中を押す情報」を重点的に発信しました。こうして並べてみると、全部が全部「ものすごい実績」とか「誰にも真似できない、人より突出したスキル」というわけじゃないんですよね。起業初期ならなおのこと。というか、たいていの人にはそんな「すごい特徴」なんていくつもありません。
単純に「実績」や「能力」で比べられたら、もっと優秀で有名な人は山ほどいます。だけど、むしろ自分が「すごい人」じゃないからこそ、そのぶん「自分の強みを伝えまくること」しかできない。
「知らなかった人だけど、これだけいろいろ発信してるなら……(なんか自信ありそう・信頼できるかも・一度話を聞いてみよう)」と思ってもらえたらチャンスです。だから毎日ブログを書き、メルマガを書き、SNSも投稿し、音声や動画でもアップし、慣れてきたら知人にお願いして漫画やアニメーションなども作ってみました。
わたしが出す、どのコンテンツに触れてもらっても「わたしの強み」が伝わるように。
土谷 愛
mideal inc.
代表取締役社長