(※写真はイメージです/PIXTA)

「下流老人」「老後破産」…なんとも辛い言葉が多くなった昨今。老後に必要なお金、貯められているでしょうか? 事例とともに老後生活について考えていきます。

入居が難しい施設も…老人ホームをどう選ぶか

老人ホームと一括りにいっても、その種類は様々。主要な高齢者向け施設には以下が挙げられます。

 

(1)有料老人ホーム

(2)サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)

(3)認知症高齢者グループホーム(グループホーム)

(4)特別養護老人ホーム(特養)

(5)軽費老人ホーム

(6)介護老人保健施設(老健)

(7)介護医療院等

 

一般的に利用されている供給ベッド数が多いのは、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)、認知症高齢者グループホーム(グループホーム)、特別養護老人ホームです。

 

しかし特別養護老人ホーム(特養)は原則として要介護度3以上の高齢者が対象であり、待機者が多く、他と比べると入居しづらい状況があります。

 

そのため入居を検討する際には、高齢者の介護度や認知症の有無を考慮しつつ、入居しやすさの観点から、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)、認知症高齢者グループホーム(グループホーム)をまず検討することが必要になります。

 

寿命が延びるなかで膨れあがる老後生活費、その一方で減額続きの年金、増えることのない給料、どんどん高くなる税金と社会保険料……このように表面的な環境だけ見れば、まさにお先真っ暗な日本。

 

定年まで勤めあげれば安定した老後が約束されていた時代は、完全に終わったといえましょう。豊かな人生を享受するための「学び」が求められています。

 

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