(※画像はイメージです/PIXTA)

熱々でも冷やしても美味しい焼き芋。でもさつまいもは炭水化物が多そうだし、たくさん食べると太るのでは……そう思っているそこのあなた、違うんです! 実はさつまいもはおいしくて、美容やダイエットにも最適な食品なのです。そんなさつまいもの魅力や、美容・ダイエットにおすすめの取り入れ方などを、さつまいも美容家の鈴木絢子さんに教えていただきました!※本稿は、健康、食、暮らしをテーマに、専門家による「すぐに役立つ」情報を届けるサイト『AUX Magazine』からの転載記事です。

おすすめ!冷やし焼き芋ダイエット

焼き芋を4℃以下に冷やすと、デンプンがレジスタントスターチ(消化しにくいデンプン)へと変化し、さつまいもがよりダイエットに最適な状態になります。また、レジスタントスターチは血糖値やコレステロール値の上昇も防いでくれるため、健康効果も望めます。冷やすことで焼き芋自体のねっとり感もアップして甘さも倍増するので、健康的なスイーツとしてもおすすめです。

 

 

ダイエット中、甘いものを我慢しているとストレスを感じることがありますが、さつまいもを食べれば甘みもあって満足感が得られます。また、ポテトチップスのようなしょっぱいお菓子が食べたくなったときも、さつまいもを揚げ焼きにしてしょっぱいフレーバーで味付ければ健康的なおやつになります。

美容やダイエットにおすすめのさつまいもの食べ方

さつまいもは朝に食べるのがおすすめです。ビタミンCの吸収は朝が一番よいためです。また、豊富な食物繊維は腸の動きを活発にしてくれるので、便秘がちな方にも"朝さつまいも"はよい効果をもたらしてくれるはずです。

 

冷やし焼き芋は作り置きができるので、朝が忙しいという方にもおすすめの手軽で健康的な朝食です。焼き芋は冷蔵だと1週間程度、冷凍だと数ヵ月程度保存が可能です。

 

摂取量の目安は、1本300グラムくらいの中サイズのさつまいもだと、1食あたり半分から1本程度と考えてください。さつまいもを食べるときは、皮ごと食べるのがポイントです。皮が苦手という方も多いですが、皮と実のあいだにこそ、ヤラピンをはじめ栄養素が詰まっているので、指の腹で表面を優しくきれいに洗ってぜひ食べてみてください。

 

土っぽい感じに抵抗があるという人は、お店で選ぶときにできるだけ表面が滑らかなものを選んでいただきたいです。表面に凹凸があると土が入り込みやすく洗ったときにも落ちづらかったり、ひげ根が生えているとスジっぽく食感があまりよくないので、滑らかなものを選ぶと食感もよくあまり土っぽさがありません。

 

また、安納芋のように白い皮の品種は皮が厚めです。ポリフェノールを含むという点からも、皮ごと食べるのには皮が紫色の品種がおすすめです。

 

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※ 本稿は、健康、食、暮らしをテーマに、専門家による「すぐに役立つ」情報を届けるサイト『AUX Magazine』からの転載記事です