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過去問を使って「合格点を突破する作戦」を考えよう
過去問対策と一口にいっても、受験生個人によって得意科目、不得意科目、レベル（習熟度）、さらに得意な単元等も異なります。当然、受験生一人ひとりで対策方法も異なってきます。
ここでは福岡大学の数学を例に挙げ、2人の受験生のタイプ別に対策法を解説します。
出所：可児良友著『2025年度用「医学部受験」を決めたらまず読む本』（時事通信社）
【STEP1】自分の学力に合わせて、科目ごとに目標点を設定しよう 出所：可児良友著『2025年度用「医学部受験」を決めたらまず読む本』（時事通信社）
【STEP2】目標点をクリアするための具体的な正答数を考えよう 出所：可児良友著『2025年度用「医学部受験」を決めたらまず読む本』（時事通信社）
【STEP3】方針が決まったら過去問を使い、解答順序、時間配分を決めよう 出所：可児良友著『2025年度用「医学部受験」を決めたらまず読む本』（時事通信社）
私立医学部を6大学ほど受験すると仮定します。1大学平均4科目と考えると、のべ24科目の対策をする必要があります。全24科目について、上記のような戦略を立てるためには時間がかかり、大切な勉強時間が減るおそれもあります。
しかし、医学部合格を目指すうえで、計画的な過去問対策を行うことは、通常の勉強と同じくらい重要です。しっかりと時間をかけて計画を立てていきましょう。自分1人では難しい場合は、ぜひ医学部受験の専門家に頼ってみてください。
可児 良友
医系専門予備校メディカルラボ 本部教務統括
