親への心配が過ぎる44歳娘、父に「バカにするな!」と怒られ
issin株式会社が20代〜70代の男女が行った『高齢の親の健康と生活に関する調査』によると、「今年の夏、親に会うことができたか」の問いに対して、離れて暮らす高齢の親がいる人のうち「いいえ」が28.5%。3~4人に1人は会うことがかないませんでした。また親のことで気がかりなことのトップは「健康状態」で27.0%。「介護が必要になる可能性」16.0%、「認知症の兆候・認知機能の低下」14.6%と続きます。
【親のことで気がかりなこと】
1位「健康状態」…27.0%
2位「介護が必要になる可能性」…16.0%
3位「認知症の兆候・認知機能の低下」…14.6%
4位「実家の掃除や片付け」…8.3%
5位「詐欺対策や防犯」…8.2%
6位「財産管理」…5.7%
7位「精神的なストレスや鬱」…5.6%
やはり時とともに高齢になっていく親。気がかりのことばかりで、すぐに行けるような場所に住んでいるものなら、つい、用事もないのに様子を見に行くこともしばしば。そんな人も多いのではないでしょうか。清水加代さん(仮名・44歳)の実家は、車で30分ほどの距離。そこに75歳になる実父・小林真さんがひとりで住んでいます。
昨年、50年連れ添った妻(加代さんの母)が亡くなってからは、やはり加代さんの心配は増すばかり。元警察官の真さんは、月々の年金は22万円ほどもらっていて、お金の心配はなし。年老いたとはいえ元警察官、防犯の観点でも心配はありません。やはり気がかりは、きちんと生活をしているのか、きちんと食べているのか
――家事全般、母に任せっきりだったから、ひとりで生活できているのかどうか
しかし、あまりに心配がすぎるのか、「そんなことは自分でできる。バカにするな!」と怒られてばかりだとか。しかし、そういう父に対して、加代さんは対処法をしっています。孫(加代さんの子)を一緒につれていくのです。
――もう目尻が垂れっぱなしで。遊んでいる間に、冷蔵庫の中などをみて、きちんと食べているか、生活しているか、チェックしていました(笑)