物件種別に合った投資戦略を決める
次に、自分の投資目的に応じた投資戦略を立てましょう。
不動産投資は、主に一棟アパート投資・区分マンション投資・戸建て投資の3種類に分類でき、それぞれ新築で購入するのか中古で購入するのかによって、特徴・戦略が大きく異なります。
それぞれの特徴を簡単にまとめると、次のようになります。もっとも、具体的な特徴等は個別の物件・エリアによっても異なるため、しっかりと情報収集・調査するようにしましょう。
自分自身の投資目的に応じた物件がどういった物件になるのかを事前に整理することで、物件を絞りやすくなることに加え、投資判断軸が明確になることでより納得感を持って投資判断をすることができるようになります。
アパート経営やワンルームマンション投資については以下の記事で詳しく解説しています。
立地・物件を選ぶ
不動産投資において、立地と物件選びは成功に直結する要素となります。
立地選びでは、交通アクセスの良さや周辺施設の充実度、治安の良さ、将来の発展性が注目ポイントです。駅やバス停に近く、生活に便利な施設が揃っているエリアは人気が高く、賃貸需要が安定します。また、治安が良い地域は入居者に安心感を与え、空室リスクを低下させます。将来的な発展が見込まれる地域は、物件自体の価値が上昇する可能性もあります。
物件選びでは、建物の状態、間取り、設備の充実度に注目しましょう。築年数や管理状態を確認し、リフォームの必要性を把握することが重要です。間取りや設備が入居者のニーズに合っているかはチェックポイントです。
適切な立地と状態の物件を選ぶことで、安定した収益を確保し、投資リスクを軽減することができます。
不動産会社・金融機関に申し込む
物件を購入する際には、信頼できる不動産会社と金融機関に申し込みましょう。
まず、不動産会社を選ぶ際は、実績や評判を確認し、自分のニーズに合った物件を提案してくれる会社を選ぶ必要があります。評判の良い不動産会社であれば、市場の動向や物件の状態に関する詳細な情報を提供し、最適な物件選びをサポートしてくれるでしょう。
次に、金融機関でのローン申し込みでは、まず自分の資金計画を整理し、どれだけの借入が必要かを確認します。また、複数の金融機関で条件を比較し、金利だけではなく団体信用生命保険の保障内容や融資事務手数料、繰上返済手数料、金利変更手数料など幅広く条件を確認した上で、自分自身の返済イメージに最も合った金融機関で融資を受けることが重要です。融資の申請時には、収入証明書や物件情報など必要書類を揃え、スムーズな手続きを心がけましょう。