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「分散投資」のメリットとは?
従来の不動産投資(いわゆる実物不動産投資)は株式投資と異なり、毎日の価格変動を心配しないで済むというメリットがあります。ただ、市場動向や物件の条件により価格は変動します。そのため、購入や売却のタイミングは慎重に選ぶ必要があります。また、投資物件が1つしかないと資産が地域や物件・種別に集中してしまうという課題があります。投資対象を1つに絞り込んで資金を集中投資すると、その投資対象不動産に何らかの問題が発生した場合、資産価値が大きく下落するリスクがあるのです。
一方で、複数の投資先に資金を分散投資することで、一部の投資先で問題が発生したとしても、他の投資先で得られるリターンにより損失を補える可能性があります。これにより、全体としての投資リスクを軽減することが可能です。そのため、不動産投資では複数の物件に分散投資することが大切です。
不動産投資におけるリスク分散のメリットは、主に以下の3つが挙げられます。
リスクを分散できる
地域(例:東京や大阪)や物件種別(例:オフィスビルや一棟アパート)を分散することで、特定の物件や地域の収益が落ち込んだ場合でも、全体のリスクを抑制することが可能です。これは、一部の物件や地域だけに投資を集中させると、その地域や物件が経済的な打撃を受けた場合、投資全体が大きな影響を受けるリスクがあるためです。
キャッシュフローの安定化
地域や物件種別を分散することで、季節変動や特定のタイミングでのキャッシュフローの集中といったリスクを軽減できます。例えば、特定の地域や物件種別が季節によって収益性が変動する場合、その影響を他の地域や物件種別で補うことが可能です。
投資機会の拡大
複数の地域や物件に投資を分散することで、より多くの投資機会を見つけることができます。これは、特定の地域や物件種別に投資を限定すると、その範囲内でしか投資機会を探せないためです。分散投資することで、様々な地域や物件種別から最適な投資機会を見つけることができます。
不動産投資で分散投資を実践するには?
不動産投資で分散投資を行う方法はいくつかありますが、主に以下の2つの方法があります。
エリアを分散する
不動産投資においては、地域の経済状況や地価の動向が大きな影響を与えます。そのため、1つのエリアに投資を集中させると、そのエリアの経済状況や地価の変動により、投資リスクが高まる可能性があります。そこで…