(※画像はイメージです/PIXTA)

iDeCo(イデコ)とは、国民年金や厚生年金といった公的年金に加えて、自主的に加入することができる私的年金制度のひとつである「iDeCo(イデコ)」。よく耳にするけれど、詳しいことはよく分からない、という人も多いようです。そこで、CFPの伊藤貴徳氏が、iDeCoの基本を解説します。

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iDeCoとは、どのような制度なのか?

iDeCoは、自分の将来のために自分で準備する年金制度です。イメージとしては、毎月、決まった額のお金(掛け金)を貯金箱に入れていくのと似ていますが、この制度を使うと、国からの優遇制度がプラスされるので、さらに効率的に資産形成をすることができます。

 

始め方は、まず金融機関でiDeCo口座を開設。毎月掛け金を投資先へ預ける事でiDeCoでの運用がスタートします。その運用成績に応じた年金を受け取ることができるという仕組みです。

 

日本には現在、国民年金・厚生年金といった公的年金制度がありますが、iDeCoは公的年金に加えて将来のための年金を準備したいという人へ向けた年金制度です。2022年5月の改正により、65歳未満であれば加入できるようになりました。また加入する人の区分に応じて掛け金の上限が異なるので、検討の際は注意が必要です。

 

【iDeCo加入者の区分による掛け金の上限】

●自営業(第一号被保険者):月額68,000円

●サラリーマンや公務員(第二号被保険者):月額12,000〜23,000円

〔※勤務先の制度により変わります〕

●専業主婦(夫):月額23,000円

iDeCoの仕組み

金融機関でiDeCo口座を開設し「掛け金の配分」を行います。掛け金の配分とは、投資信託を自分で選び掛け金をかけていくこと。投資信託にはいろいろな種類がありますが、大きく分けると下記の通りです。……

 

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※本連載は、J Sync株式会社が運営する『OWNERS.COM』(https://cf-owners.com/)のコラムを一部抜粋・転載したものです。