(※画像はイメージです/PIXTA)

不動産投資の新たな形として注目を集める不動産クラウドファンディング。収益用不動産の売買を手がけるコスモバンク株式会社が、不動産クラウドファンディング「COSMOBANK Funding(以下、コスモバンクファンディング)」を立ち上げました。同ファンドの利回りや強み、募集開始時期、今後の予定などについて、同社の穴澤勇人社長に伺いました。

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「400人が投資物件待ち」のコスモバンクから“新たな投資チャンス”登場

コスモバンク株式会社は、不動産を中心とした資産形成をサポートする企業です。特に富裕層向けに築古物件を活用した独自の投資スキームを提供しており、顧客の税務対策や安定した家賃収入をサポートしています。当社のミッションは、顧客の資産を守りつつ、長期的な収益を生み出すことです。

 

コスモバンクが不動産クラウドファンディング事業に参入した背景には、いくつかあります。

 

まず、当社の既存事業における需要の高さが挙げられます。現在、当社ではメインで取り扱う中古物件の特性上、商品数を一気に用意するのが難しいという状況があり、属性・自己資金などの条件面で物件を購入できる準備は整っているものの、およそ400人もの物件購入希望のお客様に常時お待ちいただいている状況が続いています。この数字は、ありがたいことに当社の商品やサービスへの高い評価を示すものではありますが、やはり当社としてはより多くの顧客ニーズに応えたいという気持ちがあります。そのことから事業拡大の必要性を感じてきました。

 

コスモバンクでは、当社で築古物件を買い取り、再生と入居付けを行うとともに、物件の横流しではなく自社で一定期間保有することで、可能な限り中古物件ならではのリスクを洗い出した状態で顧客に販売しています。買い取りから再生までには時間がかかるため、お待ちいただいている顧客の皆様へ迅速に投資物件を提供することが難しい状況でした。そこで、より多くのお客様に投資チャンスを掴んでもらうための新たな選択肢として、不動産クラウドファンディング事業への参入を決断したのです。

第1号ファンドは2024年10月にリリース

当社の不動産クラウドファンディング「コスモバンクファンディング」、その第1号ファンドは神奈川県藤沢市の木造築古アパートを対象にして組成されました。物件の運用期間は約半年を予定しており、賃貸収入を得つつも短期間での売却を出口戦略とすることで、キャピタルゲインとインカムゲインによる配当を目指します。

 

現状では多くのファンドが新築物件や商業施設を対象にしているなか、コスモバンクはあえて築古の木造アパートを選び、利回りの高さを追求しています。

 

第1号ファンドでは、主に「コスモバンクで不動産投資をしたいが投資物件がない」というチャンス待ちの顧客を優待対象としていることから、最低投資金額は一口100万円と設定しました。今後の商品展開では、1口あたり投資額は変更する可能性もあります。具体的な運用概要や投資商品に関する詳細はコスモバンクのウェブサイトをご確認ください。

 

また、ファンドの募集方式については、第1号ファンドは先着方式を採用しました。既に待機しているお客様が多く、募集金額を超える応募が予想されることから、今後も抽選方式よりは先着方式を採用するケースが多くなる見込みです。ただ、商品によっては抽選方式も採用していきます。

 

以降、3ヵ月に一度程度のペースで新たなファンドを公開していく方針です。

 

当社では日頃から投資用物件を多数扱っているため、どの物件をファンドで運用するかを調整することで、案件を定期的に公開していくことが可能であり、実際の反響等を見て今後の商品展開を検討していきます。

コスモバンクファンディングはこんな人にオススメ

コスモバンクファンディングは、不動産投資に興味があるものの実際に物件を購入することに不安を感じるという方や、実物資産を所有するリスクを避けたいと考える方におすすめです。将来的な資産運用の一環として、現金の流動性を確保しつつ不動産に投資したい方にも適しています。

 

さらに、退職金を利用した資産運用を考えている高齢層の投資家にも適しています。コスモバンクファンディングでは、今後組成する商品の大部分で短期間での売却を予定しており、運用終了後には資金を自由に使えるため、リタイア後のライフプランを考えるうえでも有利です。高齢者が老後に向けた資産形成を行いつつ、現金化までの拘束期間もそこまで長くない手頃な投資先として、コスモバンクファンディングは魅力的な選択肢となるでしょう。

コスモバンクファンディングならではの強み

コスモバンクの大きな強みは、中古物件に特化している点です。多くのファンドが新築物件を対象にしているなか、当社は築古の物件に投資することで、高い利回りを実現しています。

 

中古物件の再生には高度なノウハウが必要とされますが、コスモバンクは自社で職人や建設会社を抱えており、物件の改修から販売まで一貫して行うことが可能です。そのため、ファンドの運用において安定性と安全性を確保できるのです。

 

さらに、他社ファンドでは23区内や駅近の物件を扱うなか、当社は1都3県の広い範囲を対象とし、例えば茅ヶ崎市、千葉市、柏市などの、都心からはやや離れるものの賃貸需要が十分見込める地域で展開を予定しています。住民が住みやすい場所でアパート・マンションを運用するので、投資家にとってもイメージがつきやすいでしょう。

 

また、当社は40行以上の銀行と取引があり、これまでも多数の不動産案件を銀行融資によって運営してきました。今回のクラウドファンディング事業では、当社の通常フローであれば銀行融資を受けて単独で購入することもできる物件に対し、顧客にとって投資機会を拡大するためにあえてファンドで資金を募ることを予定しています。投資家からすると、安全性の高い物件に投資しながら、堅実なリターンを期待できるというわけなのです。

資産形成が必須な時代だからこそ、不動産クラウドファンディングから始めよう

長きにわたる日本経済の停滞により、多くの方が将来への不安を抱えていることでしょう。私自身は20代の頃から不動産投資を始めました。この経験を生かして、投資家の皆様に経済的な安心感を届けたいと考えております。

 

特に若い方々には、20代のうちから不動産投資について学んでいただきたいと思います。最初から1億円のアパートを買うのは難しい時代ですが、まずはコツコツとお金を貯めることが重要です。この「コツコツ貯める力」こそ、投資家にとって欠かせないスキルです。そして、貯めたお金の運用先として、コスモバンクファンディングをお役立ていただけたらと思います。

 

また、コスモバンクファンディングは、より大きな投資に向けた準備にも最適です。運用したお金が大きくなったら、いずれ実物不動産に投資していただくとよいでしょう。

 

投資チャンスを逃さないよう、この機会にぜひコスモバンクファンディングへご登録ください。

 

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※本連載は、J Sync株式会社が運営する『OWNERS.COM』(https://cf-owners.com/)のコラムを一部抜粋・転載したものです。