不動産投資といえば高年収の方の資産形成というイメージがあるため、不動産投資ローンの審査に落ちてしまうのではないかと不安になっている方も多いと思います。そこで本コラムでは、不動産投資ローンの審査項目や審査落ちのよくある原因について解説します。不動産投資ローンの審査に通過するポイントも紹介しますので、不動産投資を検討中の方はぜひ最後までご覧ください。

不動産投資について
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不動産投資ローンの審査に通過する4つのポイント

(画像:PIXTA)
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前述で審査落ちしてしまうケースについて説明しましたが、不動産投資ローンの審査に落ちないためのポイントを紹介します。

 

・投資物件を見直す

・自己資金や頭金を多く準備する

・他に利用しているローンを見直す

・別の金融機関へ相談する

 

投資物件を見直す

不動産投資ローンの申し込みをした際に物件を理由として金融機関から難色を示された場合は、築年数やエリアの見直しなどをしましょう。築浅の物件や駅近・都心部の物件など担保価値の高い物件に変えることで審査が通ることがあります。

 

なお、どうしてもその物件を購入したい場合は収支計画や経営戦略をしっかりと準備することで金融機関を説得することもできる場合があります。

 

自己資金や頭金を多く準備する

自己資金を準備して頭金を多く入れることで不動産投資ローンの審査に通過しやすくなります。頭金を用意することで不動産投資用ローンの返済額を小さくすることができ、金融機関側の貸し倒れリスクが減るためです。また、持っている自己資金が多いほど計画的にお金を管理する能力があると見なされ、借入額が大きくても融資を受けられる可能性も高くなります。

 

以下の記事で頭金の相場はいくらか、頭金を入れるメリットやデメリットについて解説しています。

 

【関連記事】不動産投資ローンの頭金は必要?相場や頭金なしのケースを解説!】

 

他に利用しているローンを見直す

ローンの借り換えで金利を抑えたり、繰り上げ返済をして負債を減らしたりすることで個人の属性に関しての不安を改善することが可能です。全額を返済する必要はなく一部でも良いので他のローンの返済条件を改善することで返済能力があることをアピールしましょう。

 

別の金融機関へ相談する

不動産投資ローンの審査は、金融機関によって審査内容や基準が異なります。そのため、A銀行で審査に落ちてしまってもB銀行で審査に通ることがあります。また、購入予定の物件のエリアを事業拠点とする地方銀行など、その土地での事業活動を積極的にサポートする金融機関を選ぶことで審査に通りやすくなることもあります。

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