がんに対する適切な知識を付けることの重要性
今回の事例では来店型保険ショップで契約手続きをした際、池田さんが「来年まで検査を受ける予定もないからがんの診断を受けることもない」と担当者に伝えたところ、「たしかにそうかもしれませんが……」という反応で、古いがん保険との重複を強く勧めなかったことも池田さんにとっては不幸であったかもしれません。
残念ですが担当者の側にも健康診断・がん検診以外から見つかるがんについてのイメージがなかったものと推測されます。がん保険を扱う保険担当者はがん保険については一定の知識は有していますが、がん自体をよく知っているかどうかには大きな差がある可能性があります。
そういったことを踏まえると、もしこれからがん保険の相談をする場合には、がん保険だけではなくがん自体をよく知る担当者に相談することが大切といえるかもしれません。
谷藤 淳一
株式会社ライフヴィジョン
代表取締役