株式投資で儲けるか、損をするかの分かれ道は、どこにあるのでしょうか。ファイナンシャルアドバイザーの長谷川伸一氏は、「流れの変化をとらえることが重要」といいます。長谷川氏の著書『お金の動きに強くなる投資の入口』(総合法令出版)より、お金を増やす人の「銘柄を買うタイミング」について、詳しくみていきましょう。
「この銘柄、2日間もストップ高だ。買おう!」は危険…株式投資のプロが〈釣られ買い〉を全力で止める、深いワケ (※写真はイメージです/PIXTA)

投資の方法論にしがみつかない

株式投資の基本は安いときに買って高いときに売るという方法です。多くの個人投資家はこれを繰り返します。

 

もちろん、これが基本ですから、それでいいのですが、いつもそのやり方で儲かるとは限りません。上昇トレンドが長く続いた場合、従来のやり方に固執した人は、下がるのを待つしかありません。何ヵ月も指をくわえて待っているのです。下降トレンドが長く続いた場合も同じです。いつまでも下落していきます。いつ底を打つかわかりません。そんなときも、ずっと指をくわえて待つのでしょうか?

 

たとえば、1日で1,000円下がり、すぐに1,000円上がることがあります。多くの人は1,000円下がった翌日に1,000円上がったのを見ると怖くて買えません。これならまた下がるに決まっていると思うのです。

 

一方で、「これは流れが変わった」と新しい局面に気づく人もいます。「これはいよいよ下げ止まり上昇相場がはじまったサインかもしれない」と変化をとらえて儲ける人です。株式投資で儲けるか損をするかの分かれ道がそこにあると思います。インドの詩人タゴールに「海を見ているだけでは、海は渡れない」という言葉があります。ただ指をくわえて眺めているだけでは、儲けることも成長することもできないのです。

 

お金を増やす人は、今までやったことのない方法に挑戦しています。やったことのないことに果敢に挑戦するから、できるようになるわけです。もちろん、失敗することもあります。しかし、失敗するから学びがあるのです。勇気を持って挑戦するから成長するのです。