成功し続けている投資家の特徴(3)失敗してもそれをその後に生かす
そして、「失敗してもそれをその後に生かす」という点も成功し続けている投資家に共通する点ではないでしょうか。
誰しも失敗はするものです。しかし、成功し続ける投資家はそれを受け止めて分析するからこそ、同じミスをせずその後の取引の成功確率を高められるのでしょう。
一方、そうでない投資家は、失敗に落ち込むだけで何の分析もせずに、その後も同様のミスを重ねたり、失敗を続けてやがて市場から退場したりするのでしょう。
成功し続ける投資家は、失敗にもめげないものです。なぜならば、前述しましたが「投資に絶対はない」ことを理解しているからです。どんなに賢明な判断をしても、運が悪ければ誰だって損を出すことはあります。一方、判断を誤り、間違った取引をして損をして、後になってそれに気づくことも誰にでもあります。
長く投資をしていれば失敗はつきものなのですから、逆にそれを熟知した成功し続ける投資家は、前向きに投資を続け、失敗をその後に生かすことができるのでしょう。ひょっとしたら、失敗は自分を成長させる糧となる、ぐらいに思っているかもしれません。
自分を知り、慎重さを持ち、前向きな投資家が成功し続ける
今回ご紹介した、成功し続けている投資家に共通している点として挙げられるのは、以下の3つです。
- 自分なりの手法を持っている
- 負けると破滅するような賭け方をしない
- 失敗してもそれをその後に生かす
つまり、自分を知り、慎重さを持ち、前向きな投資家であることが、成功し続けるための秘訣だといえるのではないでしょうか。
川合 一啓
株式会社ソーシャルインベストメント
取締役CTO