Z世代は「3タイプ」に分類できる

Z世代と言っても十人十色、さまざまなタイプの人がいます。

わたしは同世代の部下をマネジメントする際に、相手に合わせて対応を変えています。

やはりマネジメントは、相手を理解することがとても大切なのですね。

さまざまな心理学にも触れながら、一人ひとりを見て何を伝え、どのように関わればその部下が成長するのかを模索した結果、Z世代は次の3つのタイプに分かれるという結論に至りました。

①ほめ伸びタイプ

言葉通り、ほめることで伸びるタイプです。

このタイプの人は、自由に行動することを許したほうが成長します。実際に結果を残してくれたときに思いきりほめるととても喜び、より率先して自分ができることを見つけ、取り組んでくれるようになります。

②叱咤激励タイプ

ほめても「いやいや…、そんなことはありません」と恐縮してしまうタイプです。

このタイプは、改善すべきことを見つけて指摘したほうが成長します。「きちんとしなければダメだよ」と伝えることで、「はい、すみません。きちんとがんばります」と言い、より素晴らしい成果を出すのです。

③楽観タイプ

あまり深く考えておらず、怒られてもほめられてもヘラヘラしている人はいませんか?

このタイプは、叱ると「先輩、怖いっす…」「いやもう、僕だってめっちゃ確認しているんですよ~。でも、何回やっても失敗しちゃうんですよ」「僕、本当に仕事できないんですよね〜」と、ヘラヘラしながら返してきます。

指導に手を焼くことが多いかもしれません。

ここからは、この3タイプ別のさまざまな場面でのアプローチを解説します。

ぜひ部下の指導に活用していただければと思います。