正月に実家や義実家に帰省。親戚一同が集まる、ということも珍しくないでしょう。ただでさえ帰省は何かと気を遣うのに、たまにしか会わない親戚に会わないといけないとなると、気苦労が絶えません。さらにお互いの普段を知らないからこそ、トラブルになることも。みていきましょう。
親戚全員が絶句…〈義叔父〉が〈老人ホーム入居の義母〉に放った「失礼すぎるひと言」に嫁ブチ切れ (※写真はイメージです/PIXTA)

正月、義実家への帰省でブルーな気持ちに…

いよいよ2024年、新しい年のスタートです。世間が浮かれ気分のなか、新年早々、どんよりしている人もいるのではないでしょうか。

 

――はぁ、義理の実家は疲れる

 

株式会社greedenが義実家に帰省する予定の妻に対して行った『帰省ブルー』に関する調査によると、「義実家に帰省することは憂鬱ですか?」の問いに対して、「とてもそう思う」が30.6%、「ややそう思う」が34.8%。合わせて6割強の妻が「義実家への帰省が憂鬱」と答えています。

 

憂鬱に感じる理由とは?  最も多かった声が「気を遣うことがストレス」で80.1%。続いて「休みなのに休めない」が40.7%、「義理の家族とうまくコミュニケーションがとれない」が29.1%と続きます。

 

そして、義実家に帰省した際に「嫌な経験をした」と回答した妻が、49.8%と半数。その内容で最も多かったのが「姑など(義理の親)から嫌がらせや嫌味を言われた」で36.9%。「夫の親戚と相性が合わない」が33.7%、子育てや子どもの教育について小言を言われた」28.5%と続きます。

 

嫌な経験が義実家への帰省を憂鬱にさせているのか、といえばそういうわけではなく、「特に嫌な経験がなくても義実家への帰省は憂鬱か?」と尋ねたところ、「はい」と回答したのが60.1%。義実家であろうと、実家であろうと、離れて暮らしていれば気を遣うもの。「せっかくの休みなのに……」といった思いから憂鬱になるのは、仕方がないことかもしれません。またそんな思いをしているのは、義実家に帰省する妻だけでなく、義実家に帰省する夫も同じではないでしょうか。

 

また義理の親やきょうだいであれば関係が深いかもしれませんが、さらに義理の叔父(伯父)や叔母(伯母)など、親族一同が集まることがあれば、なおさらなこと。「正月早々、接待かよ」と思わず愚痴がこぼれてしまいそうです。