雑誌やWebメディアの株式投資特集ではよく「注目銘柄」が紹介されていますが、そうした銘柄に飛びつくのは賢明な投資行動とはいえません。いうまでもなく、大きな利益を得られるのはメディアよりも先に「自分なりの注目銘柄」を発見した投資家です。本稿では株式会社ソーシャルインベストメントの川合一啓氏が、「注目銘柄」の捉え方について解説します。
(※写真はイメージです/PIXTA)
メディアの「注目銘柄」はあくまでも“参考程度”に
以上のことから、メディアの「注目銘柄」については、参考程度に留めておくべきだということがわかります。
反対に、独自の分析と判断で、メディアにもまだ紹介されていない自分なりの「注目銘柄」を発見できれば最高でしょう。今後伸びる可能性が高いのに割安で放置されている株や、安定して利益を出しているのに過小評価されている株を買えれば、大きな利益を得られる可能性が高まります。
さらに、その株がメディアで「注目銘柄」として紹介されれば、株価は一気に上がるかもしれません。メディアで紹介された注目銘柄に飛びついた人よりも、それ以前に安値で買っていた人が大きな利益を得るのが株式投資なのです。
株式会社ソーシャルインベストメント 取締役CTO
川合一啓