サブカルチャーの聖地というイメージの強い中野区。今回はそんな中野区の住みやすさに関するデータを大公開します。街の特徴や気になる子育て事情、一人暮らし層の住みやすさなど、項目ごとに詳しく見ていきます。
「中野サンプラザ」閉館→再開発で注目!「東京都中野区」住みやすさをガチ評価【データで紐解く東京⑬】 (※写真はイメージです/PIXTA)

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杉並区を6つの視点でガチ評価

中野区の治安(★5/4)

[図表2]

 

人口密度が高い地域の割には、治安はそれほど悪くないと言えるでしょう。ただし、他の区と同じように、中野駅前などの繁華街では、治安が悪くなりがちな傾向にあります。住宅街は静かで治安も良く、住みやすい環境と言えますが、街頭が少ない場所も多いため、女性の夜道の一人歩きの際などは気をつけましょう。

 

中野区の子育て環境(★5/3.5)

[図表3]

 

中野区では妊娠・出産・子育てを一貫して手厚くサポートしており、妊娠期には、出産や子育ての不安を保健師に相談できる「かんがるー面接」を実施。待機児童数は14区内では多い方ですが、年々改善傾向にあります。また、共働き夫婦をサポートするためのショートステイ、トワイライトステイなどの子育て支援制度も充実しています。

 

中野区の医療(★5/1.5)

[図表4]

 

人口の割に医療施設や医師数は少ない傾向にあり、14区内でも下位に位置しています。一方、区では食育事業に力を入れており、「みんなで食べるとおいしいね」をテーマにした食育キャンペーンのマスコットキャラクター「うさごはん」を制作。これまで食育推進・健康推進・子育て支援のイベントなどに参加し、食育の大切さを伝える活動を継続的に行っています。

 

中野区の自然環境(★5/2.5)

[図表5]

 

哲学同公園や紅葉山公園など、比較的小規模な区立公園が多いのが特徴。緑被率はそこまで高くありませんが、街のいたるところに気軽に立ち寄れる公園があるので、自然を身近に感じられるでしょう。

 

中野駅から徒歩5分の場所には、コンパクトな都市公園・四季の森公園があり、多くのイベントが開催されています。近くには飲食店もあり、子供から大人まで人気のスポット。都心でありながら、広々とした敷地でゆったりとしたひと時をお過ごしいただけます。

 

中野区の買い物・娯楽(★5/2)

[図表6]

 

区の中心地である中野駅北口にはサブカルチャーの象徴と言える「中野ブロードウェイ」、マンガや演劇などの文化・芸術の発信拠点である「中野マンガ・アートコート」など個性豊かな要素が凝縮されています。

 

また文化芸術を身近に感じられる環境なのも魅力的。「なかのZERO」や「野方区民ホール」などの劇場では幅広い世代に楽しんでもらえるような、親子参加型のクラシックコンサートや、ジャズやタンゴなどの音楽公演を行っています。

 

中野区の住まい(★5/3.5)

[図表7]

 

もともと住宅地として発展してきた街ではありますが、単身の若者世代が多いこともあり、持ち家率は14区内ではかなり低めというデータ結果です。単身者向けの中古マンションが人気で、利便性と合理性を求める人が多いと言えます。

 

もともとアクセスのよい人気エリアではありますが、再開発が進んで街全体が活性化していく中で、より一層の人口の増加とそれに伴う物件の需要増加が予想されます。

中野区の資産価値ランキング2023

※用途区分:住宅地

出典:国土交通省「国土交通省地価公示・都道府県地価調査」
[図表8] 出典:国土交通省「国土交通省地価公示・都道府県地価調査」

 

再開発エリアとして、2024年までに「中野サンプラザ」を解体し、後継施設として「NAKANOサンプラザシティ」(2028年完成予定)を建設予定なこの地域。高さ235メートルのシンボルタワーができるとあって、周辺住民の間でも期待が高まっています。

 

サンモール商店街や中野ブロードウェイなど中野らしさは残しつつ、変化し続ける中野区は、都市型の住宅地として今後もますます注目されること間違いなしでしょう。

 

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