おしゃれで住みやすい街の印象が強い目黒区。今回はそんな目黒区の住みやすさに関するデータを大公開します。街の特徴はもちろん、気になる子育て情報や自然環境などを詳しく見ていきましょう。
中目黒、自由が丘…人気の街が点在する「東京都目黒区」住みやすさをガチ評価【データで紐解く東京⑨】 (※写真はイメージです/PIXTA)

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目黒区を6つの視点でガチ評価

目黒区の治安(★5/3)

[図表2]

 

14区内2位の刑法犯認知件数の少なさを誇る目黒区。人口と比べても治安がよいエリアだということが分かります。一方で、土地によっては高所得層が多く住むこともあり、侵入窃盗発生件数はわずかに多い傾向。ただ、窃盗全体の割合で見ると、ひったくりやすりなどの非侵入窃盗が侵入窃盗の9倍ほどの件数を占めています。

 

目黒区の子育て環境(★5/5)

[図表3]

 

2020年から待機児童ゼロを達成している目黒区。同年には子育て世代へ向けたアプリ「めぐろ子育てホッ!とナビ」をリリースし、育児情報の配信や予防接種日のアラートなどを行っています。他にも、妊娠中の悩みを相談できる「ゆりかご・めぐろ」、子育てに関する不安を相談できる「ほ・ねっとひろば」といった窓口も運営。子育て世帯が孤立しないような仕組みづくりが進められています。

 

目黒区の医療(★5/3)

[図表4]

 

生活習慣病の予防に加え、病気の早期発見や早期治療を行うための独自健診「目黒区特定健康診査」を行っている目黒区。区の国民健康保険に加入している40歳以上の人であれば無料で受けることができます。また、義務教育終了までの子どもは保険診療時にかかる自己負担額を区で助成。実質無料で診療を受けることができます。

 

目黒区の自然環境(★5/2)

[図表5]

 

全体の数は多くないものの、大規模で個性的な公園を擁している目黒区。下目黒にある林試の森公園は12万㎡以上と広大なうえ、最低限の手入れしかされていない雑木林も残り、都心ながらの趣を感じられる場所でしょう。その他にも、冬に富士山が望める青葉台の西郷山公園、大名庭園を併設した菅刈公園やデイキャンプができる駒場野公園など、目的に合わせて利用できます。

 

目黒区の買い物・娯楽(★5/3)

[図表6]

 

住宅街が多いこともあり、14区内では小売事業所数が少ないこの地域。一方で、自由が丘や中目黒の駅前には、おしゃれなショップや飲食店が集まっており、SNS映えするお店やスイーツは区内外の女性を中心に人気を集めています。また、東急東横線を使用すれば、渋谷や横浜の方まで電車1本でアクセス可能。区外でのレジャーやショッピングに便利な立地といえるでしょう。

 

目黒区の住まい(★5/3.5)

[図表7]

 

自由が丘や中目黒など敷居が高いと言われることの多い目黒区ですが、持ち家率は14区の平均値とほとんど変わりません。一戸建て率はわずかに高く14区で5位です。また、中古物件の価格で比べると、マンションが14区平均と比べてわずかに高い程度であるのに対し、戸建は約2倍の約1億1000万円。資産価値を考えるのであれば、戸建の方が高いといえるでしょう。

 

目黒区の資産価値ランキング2023

※用途区分:住宅地

(出典:国土交通省「国土交通省地価公示・都道府県地価調査」)
[図表8] (出典:国土交通省「国土交通省地価公示・都道府県地価調査」)

 

青葉台や自由が丘、中目黒など住宅地として人気の高い街を数多く擁する目黒区。新築マンションの供給が限られていることもあり、人口増加率は低い傾向にあります。一方で、地価はこの10年間で3割近く上昇しており、居住ニーズは依然として高い傾向。資産性・収益性ともに良い街が多いですが、青葉台や駒場などの住宅地エリアは賃料に比べて物件価格が相対的に高いため、リセールバリューも高いといえるでしょう。また、商業施設の集積する目黒や自由が丘などは賃貸ニーズが高く、収益性も比較的高い傾向にあります。

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