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一戸建ての相場は材質によっても違う
一戸建ての相場や「木造」「鉄筋コンクリート」など材質によって異なります。ここでは以下3つのパターンで相場を紹介します。
木造の相場
木造の相場は1m2あたり17万円*、坪単価にすると56.1万円です。木造は断熱性や調湿性に優れているとされています。そのため、夏も冬も快適に過ごすことができるでしょう。
一方で、鉄骨と比べて壁や柱が多くなってしまうという欠点があります。また、鉄骨造住宅に比べて耐用年数が少なく設定されており、寿命も比較的「短い」とされています。ただし、定期的なメンテナンスやリフォームを心がければ、寿命より長く住むことができるでしょう。
*国土交通省『建築着工統計調査』[2020年]
鉄骨造の相場
鉄骨造の相場は1m2あたり23万円*、坪単価にすると約75.9万円です。鉄骨造は木造と違って、材質が安定している傾向にあります。また、強度が高く、耐震性や耐火性に優れています。木造より少ない柱で建てられるため、ある程度自由度が高い家にできるのも強みといえるでしょう。
ただ、木造ほど断熱性や調湿性に優れているわけではありません。夏は暑く、冬は寒くなりやすいと考えてください。また、基本的に木造よりも建築コストが高くなります。
*国土交通省『建築着工統計調査』[2020年]
鉄筋コンクリート造の相場
鉄筋コンクリート造の相場は1m2あたり27万円*、坪単価にすると約89.1万円です。鉄筋コンクリート造は鉄骨造よりさらに優れた耐震性や耐火性を誇ります。高い遮音性を誇り、耐用年数も木造より長くなります。
一方で、鉄骨造よりも相場が高くなる点に注意してください。また、建設に時間がかかる傾向にあります。場合によっては地盤の補強が必要になることもあるでしょう。
*国土交通省『建築着工統計調査』[2020年]
一戸建ての購入にかかる諸費用の相場
一戸建ての購入は住宅代金以外にもさまざまな部分で費用が発生します。ここでは以下2つの相場を紹介します。
頭金の相場
頭金とは住宅ローンを組む際に、はじめに支払うローン部分以外の費用を指します。一般的に、一戸建ての頭金は物件価格の10〜20%とされています。実際に、住宅金融支援機構によると頭金の平均は以下のとおりです。
注文住宅:18.9%
土地付注文住宅:9.9%
建売住宅:7.9%
中古戸建:9.2%
頭金はゼロにすることもできます。ただし、ゼロにするのはメリット・デメリットがあるので注意してください。
税金などの相場
一戸建ての購入は、土地・建物の代金や頭金以外にもさまざまな諸費用が必要になります。例えば印紙代や登録免許税などです。このような諸費用の相場は、物件額の3〜9%といわれています。
一戸建てを買うときの年収の相場
一戸建ての購入で気になるのが「みんなどのくらいの年収で購入を決めているんだろう」という点ですよね。ここでは年収の相場を以下2つのケースで紹介します。どちらも以下の条件で解説します。
返済期間:35年
頭金:なし
金利条件:全期間固定金利1.5%
具体的にどのくらいの年収が必要かは、返済負担率を算出するのがおすすめです。返済負担率の相場は「25%以内」とされています。25%を超えてしまうと、返済が厳しくなってしまいます。
たとえば、毎月10万円ずつ返済する場合、年間の返済額は120万円です。返済負担率が25%になる年収は「120万円÷25%=480万円」となります。したがって、年収480万円であれば、最大で毎月10万円ずつ返済できるような住宅ローンを組むのがおすすめです。
土地付き注文住宅を買う場合
土地付き注文住宅の平均所要資金は冒頭で説明したとおり「4,455万円」です。4,455万円をすべてローンで借りる場合、毎月返済額は13万6,405円になります。返済負担率が25%以内に収まるよう年収を逆算すると「13万6,405円×12ヵ月÷25%=約655万円」です。つまり、土地付き注文住宅を全額ローンで買う場合は、最低でも世帯年収が655万円以上必要といえるでしょう。
建売住宅を買う場合
建売住宅の平均所要資金は「3,605万円」です。3,605万円を全額ローンで借りると、毎月の返済額は「11万379円」になります。返済負担率が25%以内に収まるよう年収を逆算すると「11万379円×12ヵ月÷25%=約530万円」です。建売住宅を全額ローンで購入する場合、必要な世帯年収は530万円以上であるといえるでしょう。
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