戸建ての購入で忘れがちなのが税金です。月々のローンや維持費とともに、毎年かならず固定資産税を支払わなければなりません。「いくら支払うのか」を知っておかないと、思わぬ出費で生活が苦しくなる恐れがあります。そこで、戸建ての税金がいくらかかるのかを解説し、計算方法や種類、控除について紹介します。
税金は年間いくらかかるのか?〈戸建て購入〉払うべき税金と計算方法 (※写真はイメージです/PIXTA)

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一戸建ての税金をシミュレーション

固定資産税について理解を深めるために、ここでは中古一戸建ての場合と新築一戸建ての場合にわけて、固定資産税を計算してみます。

 

今回計算する一戸建ては以下のとおりです。

 

中古一戸建ての場合

・土地:150㎡、2,000万

・建物:1,000万

・木造、10年経過

・住宅用地

 

◆固定資産税評価額

土地:1,400万円 建物:600万円

◆標準税率を掛けた固定資産税額

土地:19.6万円 建物:8.4万円

◆経年減価補正

土地:― 建物:4.2万円

◆軽減措置

土地:3.3万円 建物:4.2万円

 

新築一戸建ての場合

・土地:150㎡、2,000万

・建物:2,000万

・木造、新築

・住宅用地

 

◆固定資産税評価額

土地:1,400万円 建物:1,200万円

◆標準税率を掛けた固定資産税額

土地:19.6万円 建物:16.8万円

◆経年減価補正

土地:― 建物:―万円

◆軽減措置

土地:3.3万円 建物:8.4万円

 

一戸建てとマンションの税金の違いとは

固定資産税はマンションのほうが高い傾向にあります。その理由は、軽減税率のメリットが少ないからです。

 

一戸建ての場合、土地の保有面積が広いため、土地に対する軽減税率が大きくなります。一方、マンションは敷地面積を戸数で割った分になるため、入居者一人当たりの土地面積が小さくなってしまうのです。

 

以上の点から、マンションのほうが固定資産税が高くなることが多いといえるでしょう。

 

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