マンションと一戸建てはそれぞれにメリットとデメリットがあります。不動産の購入は人生で最も大きな買い物になることも多いため、どっちを選ぶかは真剣に検討するべきでしょう。本記事ではマンションと一戸建てのメリット・デメリットを紹介し、さまざまな点で比較します。
広さ、安全性、資産価値、維持費、購入費の5項目で徹底比較!〈マンション〉vs.〈一戸建て〉どちらを選ぶべきか? (※写真はイメージです/PIXTA)

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マンションと一戸建てのメリット・デメリット

マンションと一戸建てには、それぞれメリット・デメリットがあります。

 

マンションのメリット

最も大きなマンションのメリットは「利便性が高い物件が多い」という点です。マンションは戸建てほど土地面積が必要ないため、駅や商業施設の近くに建てられることが多いのです。

 

また、安全性も「マンションのほうが高い」といえるでしょう。オートロックや監視カメラが備え付けられているうえに、常駐の管理人がいるマンションも少なくありません。入居者が個別に契約しなくても、もともとALSOKやSECOMを導入しているところも多いです。

 

さらに、家事や育児が効率的にできるというメリットもあります。ワンフロアが多く、生活動線がコンパクトになるからです。一戸建てのように、わざわざ上下階を移動する必要はありません。加えて、清掃や点検を管理会社がやってくれるため手間も省けます。

 

マンションのデメリット

マンションは「広い家に住みたい」という方には向いていません。戸建てよりも面積が狭くなる傾向にあるからです。のちほど紹介しますが、全国的な平均を見ても戸建てのほうが居住面積は広いです。

 

また、一般的に戸建てより購入価格や坪単価が高くなってしまいます。ローンを組む場合、毎月の返済以外に管理費や修繕積立金、駐車場代金などがかかります。場合によっては、生活を圧迫してしまうこともあるでしょう。なお、管理費の平均は12,480円/月、修繕積立金は11,071円/月です。

 

生活音やプライバシーに配慮しなければならない、というデメリットもあります。築年数が古かったり壁が薄かったりすると、足音やテレビ音、話し声などが聞こえてしまうことがあります。加えて、管理規約を守らなければならず、リフォームやリノベーションが自由にできないケースもあるので注意が必要です。

 

*参考:東日本不動産流通機構|首都圏中古マンションの管理費・修繕積立金(2020年度)

 

一戸建てのメリット

一戸建てのメリットは「プライバシーに配慮した生活をしやすい」という点です。マンションと違って隣以外に住民がいないため、上下階の騒音に悩まされることはありません。子どもやペットも、騒音や音漏れを気にすることなくのびのび生活できるでしょう。

 

さらに、リフォームやリノベーションで自分好みに作り変えることも可能です。マンションのような管理規約がないため、バリアフリーにしたり間取りを変えたりと自由にカスタマイズできるのです。

 

近隣住人と関係性を築きやすい、というメリットもあります。マンションと違って「どこに誰が住んでいるのか」を把握しやすいからです。お隣さんとママ友になったり子ども同士で遊ばせたりと、温かい人間関係を築いている人も少なくありません。

 

一戸建てのデメリット

一戸建ては生活面で不便に感じることがあります。都市部では3階建てになることも多く、家事の動線が複雑になりかねません。

 

また、開発エリアに建てられることが多いため、車やバスがないと生活できないケースも珍しくありません。利便性や娯楽を求める方にとっては、生活のしづらさを感じることもあるでしょう。

 

セキュリティ面でリスクが高いというデメリットもあります。窓や勝手口から、空き巣などの被害に遭ってしまう危険性もあるでしょう。管理費や修繕積立金などの諸費用がない代わりに、住宅の修復はすべて自己負担になるという点にも注意が必要です。

 

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