一戸建ては、子どもの成長やライフステージの変化によって購入を検討します。ただ、人生でもっとも高額な買い物と言われることから、ローンを組むことに対して慎重になる人も多いでしょう。そこで一戸建ての住宅ローンを組むタイミングや計算方法、審査で重視されるポイントを解説していきます。
【住宅ローン審査】銀行が重視する〈3つのポイント〉と審査に通過する〈3つのコツ〉 (※写真はイメージです/PIXTA)

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住宅ローンの審査で重視されているポイント、3つ

住宅ローンはかならず審査を受けなければなりませんが、基本的に、金融機関は審査内容を公表していません。そこで役に立つのが住宅金融支援機構の2021年度『住宅ローン貸出動向調査』です。『住宅ローン貸出動向調査』によると、金融機関が審査において重視している点のTOP3は以下のとおりでした。

 

1.返済負担率

返済負担率は「毎月返済額÷月収」です。たとえば、次のような条件で住宅ローンを検討しているとしましょう。

 

● 毎月返済額:10万円

● 月収:25万円

 

「10万円÷25万円」であり、返済負担率は40%です。一般的に、返済負担率は30~35%程度が妥当といわれています。この範囲を超えると「返済が難しいのではないか」と懸念されてしまうので注意してください。

 

2.職種・勤務先・雇用形態

非正規雇用でも住宅ローンの利用は可能です。しかし、正規雇用と比べると審査で劣ってしまいます。「雇用が継続されるかどうかわからない」という点で「収入が不安定になるのでは」と不安視されてしまうからです。キャリアや年収など、自分自身が社会的信用をどの程度有しており、どの程度の借入が可能かを客観的に評価することが重要といえるでしょう。

 

3.借入比率

借入比率が低ければ低いほど、住宅ローンの審査に通りやすくなる可能性があります。それだけ返済が容易になるからです。借入比率の計算式は「借入額÷担保価値」です。住宅ローンを組む場合、担保は原則として購入する不動産です。不動産の価格が3,500万円で、諸費用などをすべて住宅ローンに加えて借入が4,000万円になった場合、借入比率は114%と大きくなってしまいます。借入比率が100%を超えるとオーバーローンとなり、審査に悪影響が出るリスクがあるので注意してください。

 

住宅ローンの審査を通過する3つのコツ

住宅ローンの審査を通過するには、下記3つのコツがあります。それぞれ解説します

 

1.借入希望金額を低くする

できるだけ住宅ローンの借入希望金額を低くしましょう。借入希望金額が高いと、一般的に審査が厳しくなってしまいます。借入額を低くするにはおもに2つの選択肢があります。

 

● 自己資金を貯めて頭金を増やし、住宅ローンの借入部分を減らす

● 購入する一戸建ての値段を下げる

 

一戸建ては多くの方にとって憧れではありますが、身の丈に合わないと審査に通りません。万が一、審査に通ったとしても、返済が滞ってしまえば家を手放すことになる恐れもあるでしょう。年収面で不安がある場合、上記2つの選択肢を取って借入希望額を抑えるのがおすすめです。

 

2.ペアローンを組む

ペアローンとは、共働きの夫と妻がそれぞれ住宅ローン1本、夫婦で2本の住宅ローンを借り入れる方式です。1人の年収では借入希望額に届かない場合でも、ペアローンであれば住宅購入審査を通過できる可能性があります。また、住宅ローン控除についてもそれぞれ受けられるため、控除額は単独の場合よりも大きくなります。一方で、1人ずつ契約を交わすため、登記費用や司法書士報酬、印紙代などの諸費用が2倍になってしまう点に気をつけてください。

 

3.頭金を増やす

頭金を増やすのも審査が通過しやすくなるコツの一つです。頭金が多ければ多いほど、返済金額が少なくなり返済が容易になるからです。本記事で紹介したことをまとめて、「いつまでにどのくらい貯めておけばいいか」を計算しましょう。難しい場合はファイナンシャルプランナーに依頼するのも一つの選択肢です。

 

一戸建てを住宅ローンで購入するには計画が大事!

一戸建ての購入は事前に計画を立てるのが大事です。しっかりと頭金を貯めておかないと、審査に通らず住宅ローンが組めない恐れがあります。一方で、慎重になりすぎるのも良くありません。多くの場合、完済時に81歳未満でないと住宅ローンに申し込めないのです。

 

まずは自分の預金や日々の支出から、目標となる一戸建てを見つけるのがおすすめです。「こういった家に住みたい」と目標が明確になれば、筋道を立ててお金を貯められます。

 

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